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3年ぶりに渋谷に帰ってきた「東京レインボープライド2022」 フェス&パレード【東京都渋谷区】

Luna Subitowriter editor(東京都渋谷区)

コロナ禍でオンライン開催オンリーだったLGBTQ+のフェス「東京レインボープライド2022」(TRP)が、3年ぶりに代々木公園に帰ってきました。

最終日の4/24 には、代々木公園前のケヤキ通りからプライドパレードがスタート!

雨にもかかわらず LGBT+の象徴であるレインボーフラッグやレインボーアイテムを纏って練り歩く参加者が続々。

レインボーフラッグの赤はlife(生命)、橙はhealing(癒し)、黄はsunlight(太陽の光)、緑はnature(自然)、藍はserenity/harmony(平穏と調和)、紫はspirit(精神)を象徴しているといわれています
レインボーフラッグの赤はlife(生命)、橙はhealing(癒し)、黄はsunlight(太陽の光)、緑はnature(自然)、藍はserenity/harmony(平穏と調和)、紫はspirit(精神)を象徴しているといわれています

ケヤキ通りから渋谷公園通りに移動すると、待ち受けていたレインボーカーが合流して先導。

渋谷公園通りから渋谷駅方面に向かって続くプライドパレード。

ひとり一人が掲げたメッセージも多種多様です。

渋谷MODI前で「Happy Pride!」コールをして、スクランブル交差点へ。

パレードだけでなく、渋谷MODIや渋谷PARCOもレインボーカラー仕様に。

渋谷MODI
渋谷MODI

渋谷PARCO
渋谷PARCO

ちなみに、レインボーフラッグは、1970年代にアメリカで初めてゲイであることをカミングアウトした市会議員のハーヴェイ・ミルクさんが、LGBTの多様性を象徴するデザインを友人の美術家ギルバート・ベイカー氏に依頼したことにより誕生したといわれています。当初は8色だったようですが、ピンクとターコイズが省かれ、今は赤・橙・黄・緑・藍・紫の6色バージョンが世界中で定着しており、LGBT+のみならず、平和の象徴として用いられています。

東京レインボープライドの舞台となっている渋谷区も、全国に先駆けてパートナーシップ制度を実施し、「ジェンダーやセクシュアリティにかかわらず、誰もが互いを尊重し合い、 生き生きと暮らせる、多様な性の共同参画社会」を基本構想に掲げています。人気フォトグラファーのレスリー・キーさんも、この制度でパートナーシップ証明を取得されましたよね。
究極的には、東京レインボープライドのようなイベントを開催しなくても、多様な生き方が当たり前になる時代がくることを願っています。

writer editor(東京都渋谷区)

奥渋在住20余年。旅、アート、インテリア、ウエルネス、映画、猫など多様なメディアに携わる文筆家。

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