阪神タイガースのファンでも野球好きでもない私ですが、甲子園球場には思い出がいっぱい。今も未来もずっと、西宮の大事な風景として刻まれていくと思います。

さて、今年3月に「甲子園PLUS」内にリニューアルオープンした「甲子園歴史館」を訪れました。

「甲子園歴史館」は、甲子園球場に隣接する「甲子園PLUS」の2階にあります。2階といっても結構な高台で眺めがいいんです。

入口を入るとチケット売り場。入館料は大人900円、高校生700円、こども500円（4歳～中学生）団体割引あり。

チケットを購入したら、館内ガイドに沿ってチケット売り場の左奥へ。「PLUSエリア」と呼ばれるそこには、阪神タイガースのすべてが詰まっています。

入口すぐには、巨大なプロジェクターが。通り抜けると1985年、2003年、2005年の阪神タイガース優勝年にフォーカスした展示があります。さまざまな記念品がいい写真で彩られています。

次は「栄光のヒストリー」。このコーナーでは時代ごとに球団の歴史を語っています。個人的に気に入ったのは、1950年代の展示物「新野球かるた」。レトロさがなんとも素敵です。

その後は「ヒーロー列伝」スター選手たちを展示品で紹介。タイガースファンにはたまらないと思います。

まだまだあります！結構広く見どころ満載。

「名場面シアター」は、座ってスクリーンの映像が見られますコーナー。いろんな名場面や東急をキャッチャー目線で楽しめる体感映像などがあります。あまりよく野球を知らないので、新庄ビッグボスの名場面「敬遠球をサヨナラヒット!」を選んでみました。ほう。映像によって時間は異なりますが、この場面は約7分と長め。空いている時なら、好きなものを見放題です！

お子さんも楽しめるのは、「体験！タッチスタジアム」。タイガーズの選手が実際に使用したやボールやスパイク、ホームベースなどがあり触れられます。自分の名前を入れてもらえる「ドラフト体験コーナー」や「VRコーナー」も。VRは、グラウンド整備カー体験や選抜決勝など9つの場面から選べます。

私はリリーフカー体感をしてみました。場内の盛り上がりや車の速度が伝わってくるから不思議。

スタンプコーナーもあり。

最後は今は亡き野村監督の直筆ノートの展示です。一文だけ抜粋すると、

人生は①人として生まれる②人として生きる③人を生かす④人を生む　と読める

きれいな文字でびっしりと大事にされていた哲学がつづられています。深い。素晴らしいことがたくさん書いてあります。

さて、これでタイガースコーナー終了！

次は橋を渡って、高校野球＆アメフトコーナーの「球場エリア」へ。

1915年から始まった高校野球の歴史を展示物で解説。昔のキャッチャーマスクなど珍しいものも！

高校野球の名監督も紹介されています。座右の銘が書いてあるのですが、皆さん達筆で驚きです。

いたるところにスクリーンがあり名場面が見られるのがすごい。ミニ映画館みたいな「プレイバックシアター」は、名場面を選び、座って見られます。たまたま付いていた1999年沖縄県勢　悲願の初優勝を見ましたが、凝縮されすぎな3分間でめちゃくちゃ感動。高校野球のパワーはすごい……。

個人的に楽しかったのは「まんがと甲子園」ドカベン、タッチから最近のものまで、甲子園にゆかりのあるまんがが立体的に紹介されています。

甲子園ボウルがあるから、アメフトのコーナーも。

バックスクリーンまでの廊下も所狭しと見どころいっぱい。

しれっと嵐のサインもあります！（見逃しそう）

最後はバックスクリーンビュー！この日は試合があったので、お客さんが入っており、試合前の選手たちもいて賑やか。広い！大きい！緑！こんな印象です。そして、おいしそうな匂い！

特に野球好きじゃない私でも楽しめるポイントがいっぱいでした！

【甲子園歴史館】

住所：兵庫県西宮市甲子園町8番15号

TEL：0798-49-4509

入館料：大人900円、高校生700円、こども500円（4歳～中学生）

営業時間：10時～18時（11～2月は～17時）

休館日：月曜（試合開催日、祝日を除く）年末年始

アクセス：阪神電鉄「甲子園」駅　徒歩約7分