【恐妻家】釈然としない!妻の言う通りに行動した夫が、最終的に迎えた悲しい末路とは?
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こんにちは、ニシムラマコジです。僕はいつも同じようなシャツを着て、同じようなジーンズを穿いて過ごしているのですが…渋い色と言いますか、全体的に暗い色の服ばかりを着ているんですよね。だから新しい服を買う時も大体落ち着いた色の服を選ぶのですが…それを見た妻が、ある日突然「もっと派手な色の服を着てみたら?」と提案してきたんです。どうやら人間的に地味なんだから、せめて服ぐらい派手にしろ、ということのようですが、そういう色の服を買ったことがない僕ですから、どんな服を買ったらいいのかわからなかったんです。そこで相談したところ、妻は近くにあった物を指差し「こういう色」と教えてくれました。妻の指定する色をインプットした僕が、後日買い物に行って服を探すと…見事にイメージに近い服を発見!すぐさま購入し、妻に颯爽と披露しました。ところが…妻はそれを着た僕を見るなりこう言い放ったのです。
「なんか変。」
ウソでしょ!?確かに妻の指定する色の服を買ったはず。慌てて問いただすと…
「やっぱりアンタには派手な色は似合わないわ。」
という返答が!そりゃないぜ…。「お前が買えって言ったから買ったんじゃないか!」そう叫びたかったのですが、そんなことを言ったら思わず石化しかねないほど睨まれるのは間違いないですし、そもそも「お前」なんて言った時点でぶっ飛ばされるのは確実です。だから控えめに「言われた通りの物を買ったのに…」と呟きました。すると妻は…
「私のせいにしないで!」
と激昂!こうなったら僕にできることは何もなく…いつものようにヘラヘラ笑ってその場をやり過ごし、似合わないと言われた派手な服をクローゼットに仕舞い込みました。トホホ…。でももったいないので、僕は似合わないと知りつつも、その服をその後も何度か着ましたけどね。
このように妻の助言通りに動いても失敗してしまうことはありますが…妻の助言を無視して大大大失敗をするよりマシですので、僕はこれからも妻の意向に十分気を配りながら、前を向いて生きていこうと思います。
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<登場人物紹介>
ニシムラマコジ:この漫画の作者。家庭内ヒエラルキー最下位。
妻:作者より2歳年下。ニシムラ家の絶対王者。
■現在や過去に我が家で起こった出来事を必死に思い出して発表しています。
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