【夏休み特別企画】鉛筆の始まりはどこの国?起源を知って文房具を大事に使おう!
答えはイギリスです。
ドイツの筆記具メーカー:ファーバーカステルが世界で初めて鉛筆の製造販売を始めたと聞いた事があるので、てっきりドイツなんだと思っていました。でも、実際にはイギリスなんですね。今日は、鉛筆の起源について調べていきましょう。
今回は、夏休み特別企画です。ご家族で鉛筆の始まりを楽しんでください。
鉛筆の誕生ストーリーです
1560年代に、イギリスのボローデール鉱山で良質の黒鉛が発見されました。この黒鉛はとても品質がよくて黒くて滑らかだったので、細かく切り刻み、糸を巻きつけて持ちやすいようにして筆記具として使われるようになりました。これが鉛筆の始まりです。
この鉱山を掘り尽くしたので、良質な黒鉛に変わるものが要るようになりました。試行錯誤しているうちに、1760年代にカスパー・ファーバーというドイツ人が黒鉛の粉末と硫黄を混ぜて溶解し、練りこんで棒状にするという方法で鉛筆の芯を発明しました。
このドイツ人:カスパー・ファーバーはファーバーカステル社の創始者です。
さらに、1795年にニコラス・ジャック・コンテというフランス人が、硫黄の代わりに粘土に黒鉛を混ぜて焼き固めるという方法で芯を作りました。さらには、この混合比率を変えて、硬度を変化させることも成功させました。
このような誕生ストーリーを経て、現代の使いやすい鉛筆になっていったのです。
この投稿に使った鉛筆の写真説明
僕が持っている一番古そうな鉛筆の写真を画像としておきましたので、ここも楽しんでください。ドイツのステッドラー社のマーズという鉛筆です。MADE IN BAVARIAと書いてありますが、これはドイツ南部のバイエルンの英語表記です。
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