【城陽市】マンガ思考って何? 誰にも役立つメンタルケアを楽しく学べるワークショップが開かれました
2022年6月25日(土)、イズミヤ大久保店で開催された山城ドラマティックマーケットで「マンガ思考ワークショップ」が開かれました。お子さん向けということで、マンガを描けるようになるのかな? と思っていたら、全然違いました。「マンガ思考」とは、メンタルケアにつながる思考法だったのです。
講師の寺田彩乃さんは、このマンガ思考の考案者です。ご自身が10代の頃、家庭でのストレスが原因でメンタルヘルスの不調に陥り、それを克服するため病院に通ったり書籍を読んだり、さまざまな方法を試されたそう。でも、どの方法も寺田さん自身には合わず改善されなかったそう。
「ネガティブ思考をポジティブ思考に変えられればいいのでは?」「そのためには、どうすればいい?」など考えを巡らせ10年以上悩み抜いた末、ご自身が好きだったマンガやアニメにヒントを得ながら生み出したのが、このマンガ思考なのです。
最初は、大人の方向けにワークショップなどを行なっていらっしゃいましたが、体験された方から「子どもにもやってほしい」という要望をいただくようになったそう。寺田さん自身も、こうした思考は小学校の義務教育期間中に身に付けられるのがベストなのではと考えられ、現在はお子さま向けのワークショップも開催されるようになりました。
今回のワークショップで使用された資料はこちら。まず、キャラクターを作って、そこから設定発見シートを作っていく…という流れです。
参加したお子さんたちは、遊びの延長のように楽しんでいる様子でした。寺田さんが作成されるシートがわかりやすく、イラストも可愛らしいので、自然に描いていくことができたのかもしれませんね。寺田さんも、「子どもたち自身の力で、どんどん自分の創造の世界を広げていくことができる様子」を見ることができ、喜んでいらっしゃいました。
ホームページには、マンガ思考誕生の経緯や内容について、わかりやすく記載されていますので、気になる方はぜひご覧ください。ご要望に応じてリアルセミナーやオンラインセミナーの開催も行なわれています。