【ニセコ】マウンテンライツ/秋の夜長はリボーン体験!深海小宇宙にただあなたと私だけ~感動の無音空間
![](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/datechitose/article/00275200/top_1658498179907.jpeg?exp=10800)
みなさまこんにちは、ニセコのマウンテンライツライター伊達千歳です。
2022年10月10日までに恋人にプロポーズする予定がある方は、ぜひニセコのマウンテンライツで決行してください。成功率が50%アップします(多分)。
私たちにとって別世界を展開している「ニセコHANAZONOリゾート」さんと「パークハイアットニセコHANAZONO」さんは、夏のニセコ振興のため、そのホスピタリティメソッドを、惜しみなく私たちに開放してくれています。
やはり一流には一流である理由があるのだなと実感しました。観光体験もここまできたか……というのが正直な感想。
2大巨頭がコラボした夏のマジ企画、最後には深い感動を得られるので、本当にカップルさんにはオススメしております。
【ニセコ】マウンテンライツ/さあHANAZONOリゾートのゴンドラに乗ろう
![黒いテントで受付を済ませます](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/datechitose/article/00275200/internal_1658490496056.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
マウンテンライツの申し込みを済ませたら、QRコードをもらえるので、このかわいい黒いテントでそれを提示し、受付を済ませます。
公式HPから申し込みをした方が割引があってオトクですよ!
![かっこいいゴンドラ](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/datechitose/article/00275200/internal_1658490648636.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
受付のテントからゴンドラ乗り場までは、歩いて間もなくのところです。
5人掛けの椅子が向い合せになった、10人乗りの広々としたゴンドラで、1基ウンひゃく万円するとか。皮張りの高級仕様でとても綺麗。
![広々としたクリーンな室内](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/datechitose/article/00275200/internal_1658490754983.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
360度ビューのつくりで見晴らしは最高ですが、窓が開かないので夏は蒸すため、飲み物を持参した方がいいかもしれませんね(ゴンドラ内飲食自由です)。
【ニセコ】マウンテンライツ/HANAZONOリゾートのゴンドラで空中散歩
![しゅっぱーつ](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/datechitose/article/00275200/internal_1658491433450.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
ゴンドラスタート!
驚いたことに、無制限周遊可能で、終了時間までなら何周乗っても構いません!
1周25分くらいなので、私は途中下車して中腹で散策の上、3周しました。
![明るいうちは風景を楽しみましょう](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/datechitose/article/00275200/internal_1658491682226.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
まだ空が明るいうちは、遠くに見える倶知安町の町の明かりが見えるので、景色を眺めて楽しめます。
だんだん暗くなっていくにつれ、「Fireflies」を敷き詰めた光の帯が、天の川のようにくっきりと浮かび上がってきますよ。
![ゴンドラの電飾デザインが美しすぎる](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/datechitose/article/00275200/internal_1658492511604.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
その上を、ゴンドラのシンプルな『U』の字型の電飾のみが、いくつも滑空するのを見渡すことができ、なんて幻想的なのでしょう。
中間地点で途中下車できますが、そのまま乗り過ごして折り返すこともでき、どちらでも選択できます。
![折り返し地点](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/datechitose/article/00275200/internal_1658493091420.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
折り返し地点は無人で、下車することはできません。
ゴンドラ乗車後、このポイントで初めてほぼ完全な静寂に包まれ、ゴンドラとロープがこすれるわずかな音がその場全体に鈍く響くばかり、という状態を経験します。
最初の折り返し地点を通過する時点で、「何か普通のレジャーと違う」という予感を感じることになるでしょう。
【ニセコ】マウンテンライツ/HANAZONOリゾートゴンドラの真骨頂!お楽しみはここからです!!
![まるで深海魚のよう](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/datechitose/article/00275200/internal_1658493563669.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
日が完全に没すると一転、私たちは「空の上」から「海の底」に移動します。
完全な暗闇になり、視界が制限される中、頼りになる音はわずかな機械音と、すれ違うゴンドラの低く小さな滑空音のみ。
![古代の生き物のようです](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/datechitose/article/00275200/internal_1658496277232.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
暗闇の中に唯一浮かび上がる、一本のラインだけのシンプルな電飾のゴンドラは、今自分が乗っているのと同じものですが、中はまったく見えません。
まるで潜水艦の中から、光る大きな深海魚が泳いでいくのを眺めているよう。
特に中間駅から山上の折り返し地点にかけては、「深海」をイメージしているのではないでしょうか。
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そのうち中間駅を通過すると、光の花による天の川が眼下を流れはじめ、空間と距離感が戻ってきます。
次々と近づいては通り過ぎていく無音・無表情のゴンドラは、まるで流れ星のようで、そのうち流星群の中に身を置いた感覚になります。
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支柱を通り過ぎる時は若干の振動と音がありますが、それさえも良いアクセント。
いつの間にか瞑想しているような状態になっているので、はっと我に返ります。
![完全日没後の折り返し地点](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/datechitose/article/00275200/internal_1658493871924.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
本当に素晴らしいと感じたのが、折り返し地点の「ほぼ完全な暗闇・無音状態」の仕掛け。
ここを通過することで何かを一旦リセットすることができ、「生まれ変わること(Re Born)」を疑似体験することになります。
![光の花の天の川](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/datechitose/article/00275200/internal_1658496756578.png?fill=1&fc=fff&fmt=jpeg&q=85&exp=10800)
生まれ変わった後は、その後の光景をまっさらな目で、改めて新鮮に感じることができる時間が続きます。
この特別な静寂と暗闇が、同じ時間と空間を共有する同乗者との絆を、深く深く結んでくれることでしょう。
![中間駅の光の花](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/datechitose/article/00275200/internal_1658496987516.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
中間駅で途中下車でき、地上の天の川に沿って下って歩いて行き、ふもとのホテルの中庭まで散策できます。
スタッフさんによると「中庭まで1キロくらい、約15分の距離。ゆっくりだと30分くらいかな」とのこと。
![中間駅から](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/datechitose/article/00275200/internal_1658493275661.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
愛を語るには十分な距離と時間とシチュエーションのフルセットといえましょう。
散策路は砂利道が整備されていて、フットライトでずっと照らされているので安全です(でもハイヒールは危ないかな)。
おそらくキツネ?の鳴き声も聞こえたので、野趣あふれる自然のBGMも素敵素敵。
![復路のゴンドラの内部から](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/datechitose/article/00275200/internal_1658494063153.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
ゴンドラで1周すると、いちばん最初に見たホテル前の中庭のこのうずまきが、全く違った印象となって映ります。
折り返し地点の最深部で「疑似的な死」を味わい、天の川の流星の中で再生の過程をたどり、最後のうずまきで「ふたたび命を得る」「生まれ変わる」……。
![再生のうずまき](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/datechitose/article/00275200/internal_1658497234447.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
個人的な解釈ですが、このマウンテンライツはニセコHANAZONOの空間の静寂と暗闇をふんだんに使って舞台装置とし、光アートで「再生」「生まれ変わり」「生命」を描いているのではないでしょうか。
今回の企画のサブタイトル『光が紡ぐ未来への祈り』の解釈は人それぞれで、文字にするのもたいへん野暮ったいことになってしまいます。
しかし、自分及び自分の大切な人の未来を真剣に考え向き合うきっかけとなり、そのために前進する糧となる「感動」という不思議な力を与えてくれることは間違いありません。
芸術の力ってすごいですね。
【ニセコ】マウンテンライツ/動画で疑似体験してみよう
短いですが、マウンテンライツゴンドラを動画でちょっとだけ体験してみてください。
雑音を消してミュートにしてください。その状態が実体験に一番近いです。
真の暗闇の中を天の川に沿って移動していきますが、このようなゴンドラが次々と、すぐ脇をすー---っとほぼ無音で通過していきます。
これが繰り返されると、近づいては消えてゆくゴンドラ隕石の中に、自分の今までを何か見つめ直すというか、思い出すような作業が始まります。
もう自分が生まれてきた意味と言うか、運命の不可思議さ生命の素晴らしさのようなものを感じざるをえません。
うずまきの中心でただ愛を叫ぶだけではぜんぜんもったいないです、ゴンドラに乗って、この感動をあなたの中に組み込んでいただきたいです!
【マウンテンライツ前編・散策編】
マウンテンライツ/2022デートスポットはここ!HANAZONO宇宙の中心で愛を叫ぼう!
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【Mountain Lights(マウンテンライツ)~光が紡ぐ未来への祈り】
住 所:北海道虻田郡倶知安町岩尾別328(地図はこちら)
開催期間:2022年7月1日(金)~10月10日(月)
時 間:日没~22:00
公式HP:mountain-lights.com
ゴンドラ:大人: オンライン¥3,800 / 窓口¥4,000
小学生: オンライン¥3,000 / 窓口¥3,200
未就学児: 無料
ペット料金: ¥500
VIPゴンドラ: ¥5,000/グループ
※開始時間となる日没時刻は時期により変動があるので公式HPをご確認ください
※時間内ならゴンドラは何周でも乗り放題です
※無料駐車場あり