【ニセコ】第2有島だちょう牧場/太古の原始生命力群!ストレスが一瞬で消える超穴場の癒されスポット!
みなさまこんにちは、ニセコのパワフルライター伊達千歳です。
突然ですがなぞなぞです。「地球最大の鳥であり、恐竜に最も近い生物」とは何でしょう?
答えは「だちょう」。
雄大な羊蹄山と豊かな自然、そしてストレスを与えない飼育方法で悠々と走るただちょう達にダイレクトに接触できる牧場があります。
ここ、ストレス解消の穴場スポットですよ!
【ニセコ】第2有島だちょう牧場/眺めバツグンの体験観光牧場
羊蹄山の南側、道道66号線を東にドライブしていく途中に、空き地の物置小屋があり、壁にこのような看板が出ています。
とても小さく控えめなのですが、インパクトだけはビッグスケール。
この愛らしいだちょうさんのイラストの視線の先に脇道があるので、ちょっとハンドルを右に切ってみませんか?
道なりに走っていくと、やがて眺望が大きく開け、北にニセコ連邦、東に羊蹄山に囲まれた広大な牧場に、5分もかからず到着。
牛さんの他に……んん?? 何か見慣れない動物がいますよ?
あれはもしかして、だちょうではありませんか?
そう、ここは主にアフリカに生息している「だちょう」を30頭ほど放牧している牧場。
広大な敷地をのびのびと歩いているだちょうを至近距離で見て、しかも触れ合うことができる、開放的な体験観光牧場。
お子さんや学生に大人気で、毎年多くの方が訪れています。
【ニセコ】第2有島だちょう牧場/カフェスペースでだちょうのパワーをもらおう
この牧場では、だちょうの卵や肉を加工したお菓子や食品が販売されてます。
だちょうの生命力あふれる卵を加工した「どら焼き(1個380円)」メインに、だちょう肉を加工したウインナーセット(650円)やフランクフルト(1300円)などがあります。
ドリンク類も充実していて、コーヒーやジュースを飲みながら店内でのんびりも良し、屋外席もあるのでニセコの爽やかな風に吹かれながらだちょうに遊んでもらうのも良し。
2022年から販売された「だちょうソフト(380円)」が、だちょう型クッキーがクリームに乗っていてとってもユニーク。
クッキーがしっとりしていて柔らかくて、すごくおいしかった!
時間を忘れてゆっくりと、ニセコの絶景と愛嬌のあるだちょうにひたりましょう。
【ニセコ】第2有島だちょう牧場/だちょうにえさをあげてみよう!
この牧場では、お客さんがだちょうに直接えさをあげることができます。
どこかの都会の動物園では考えられない体験ができます。入場料は無料ですから!
えさはとうもろこしを潰してかわかしたもので、カフェスペース内で購入。
封筒100円、特別特大パック700円。
ちょっとした遊び心があって、封筒はおみくじ形式、私はこの日「中吉」でした。
ドキドキしながら柵に近づくと、だいたい「あ、ごはん持ってきてくれた人だ」と気配ですぐにわかるようで、細くて長い首を精いっぱい伸ばし、つぶらなお目めで「ごはんちょうだ~い!」と訴えかけられます。
それほど高くない柵を1枚隔てているだけなので、最初はあまりの迫力に圧倒されることでしょう。
でも、すぐに愛嬌のある仕草やかわいらしい顔に夢中。
最初はえさを手に持って直接食べてもらおうと近づけたところ、だちょうさんて人懐っこいのですね、長い首が高速でびゅっと伸びてきて、あっという間に大きなくちばしで「ばくん!」と指ごと挟まれました。
だちょうに歯はないので「痛い」というよりは「堅い!」という感想。
手のひらから優しく食べてくれるだちょうさんと、攻めてくるだちょうさんなど、個性はいろいろだそうです。
周囲を見ると上手な人は何回も手でえさをあげているのですが、私は台の中にえさを入れて、長い首と小さな頭が何度もガツ!ガツ!ガツ!(←主にくちばしと台がぶつかる音)と上下しているところを、ほのぼのと眺められます。
がっつきがすごくて、なんてプリミティブなハングリー精神。
勢いあまって手元の封筒も奪って食べてしまうことがあるそうですが、飼育員さんによると野菜はもちろん、ちょっとした大きさの石ころも平気で食べてしまうとのことで驚き。
脳みそが小さいので気づかないことと、身体が非常に頑丈なので、石くらいしらっと排泄されてしまうとのことです。わ、ワイルド~!
愛嬌がある顔立ちに大きな目、足は長くて首もすらりと伸びて姿勢は良く、ご覧のとおり美男美女が勢ぞろい。
よくよく見ると羽の下の根本部分やむき出しの足はものすごい筋肉があることがわかります。
蹴られると人間など簡単に骨折してしまうそうですが、飼育員さんはもれなく全員蹴られているそうです。
そんなパワフルなエネルギーが牧場一帯に満ちているので、立ち寄るだけで元気になれます。
【ニセコ】第2有島ダチョウ牧場/太古の生命力に触れてストレスなど吹き飛ばそう!!
帰りぎわ、何か大きな白いものを2つ抱えた牧場のおかみさんが通りがかって、声をかけてくれました。
両脇に抱えていたのは、なんと生みたてのダチョウの生卵!
直径20センチくらいの巨大な卵で、持たせてもらったら本当にナマの中身が揺れてたぷたぷと音がしました。感動!
このように原始の生命力にダイレクトに触れる機会があると、1週間の疲れが完全に吹き飛びます。私は時々こちらに訪れて仕事ストレスを発散しています。
毎日いろいろなことがありますが、ニセコで健康的にストレス解消しましょう、雄大な自然に囲まれただちょう牧場に、ぜひお越しください!
第2有島だちょう牧場
住 所:北海道虻田郡ニセコ町豊里239−2(地図はこちら)
営業時間:土日祝(9:00~17:00)、月・金(10:00~16:00)
電 話:090ー8273ー8324(団体訪問、お菓子の注文などはこちら)
入 場 料:無料(えさ一袋100円)
公式HP:ostrichfarm.mystrikingly.com/
※駐車場あり
※基本現金・ときどきカード可(機械の調子によるそうです)
※4月末~11月中旬までの放牧、夏休みなどは営業日に変更あり