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【川崎市中原区】567円定食新メニューは身体が目覚める中華味!

なかじまひろこライター兼地域クリエイターズ(川崎市)

南武線高架下にある和ビストロ「臥新」では、まん防企画567(コロナ)円定食の新メニュー「麻辣鰤(マーラーぶり)定食」を2/24から提供中です。

笑顔の鰤のイラストがかわいい
笑顔の鰤のイラストがかわいい

店の裏側の壁にも鰤とマンボウが沢山泳いでいます
店の裏側の壁にも鰤とマンボウが沢山泳いでいます

麻辣鰤、和ビストロ「臥新」には珍しい中華味です。仕事の合間のランチに伺いました。12時15分頃到着すると、店内は満席。皆さん、鰤を食べている様子です。ちょうど食べ終えたお客様と入れ違いで待たずに座ることができました。注文後10分ほどで提供されました。

「麻辣鰤定食」は、麻辣鰤、ごはん、ひじきの煮物、卯の花、ぬか漬け、ごはんとみそ汁(豆腐、ねぎ、油揚げ、わかめ)でした。いつもの人参入りの卯の花だと思っていたら、他に桜エビが入っていました。ピンクの器に桜エビ。春を感じました。

567円とは思えない充実の定食。ごはん大盛はプラス50円。ごはんやみそ汁のおかわりは各100円です
567円とは思えない充実の定食。ごはん大盛はプラス50円。ごはんやみそ汁のおかわりは各100円です

麻辣鰤は、皮がパリパリと香ばしく焼かれた分厚い鰤に、花椒(ホワジャオ)が効いた麻辣ソースがかかっています。フレッシュな長ネギと春菊が添えられています。

花椒は中華料理に使われるスパイスです。中国原産のミカン科の落葉樹の果実から作られ、中華山椒とも呼ばれます。しびれるような辛さとさわやかな香りが特徴で、日本の山椒よりも芳香や辛みが強いといわれています。

麻辣は、花椒の舌が痺れるような辛さ「麻味(まみ)」と、唐辛子の舌がヒリヒリするような辛さの「辣味(らつみ)」の二種類の辛さが織りなす味です。麻婆豆腐などの四川料理には、麻辣味がよく使われるそうです。

麻辣ソースの赤、鰤と長ネギの白、春菊の緑。彩りがきれいです
麻辣ソースの赤、鰤と長ネギの白、春菊の緑。彩りがきれいです

さて実食です。ひと口めは酸味がガツンときて、身体が目覚めました。あとから、甘みや辛みを感じます。ピリ辛程度なので辛いのが苦手な私も食べられました。山椒や柑橘に似た味や香りが爽やかで、味わい深いソースです。お店のインスタグラムによると、中国料理店で働いていた臥新大船店の料理人の方が考案したメニューだそう。さすが本格的なお味です。

春は「苦み」のある野菜でデトックス、「酸味」のある食べ物で心身のバランスを整えると良いそうです。春の食養生として「麻辣鰤」はピッタリだと思いました。

麻辣鰤定食は3月2日まで食べられます。土日も567定食は食べられるので、週末のランチにいかがでしょうか。

ライター兼地域クリエイターズ(川崎市)

おいしいものとお得な情報が大好きな主婦です。結婚してから川崎に住んで18年になります。コロナ禍で頑張っている地元のお店や地元民に人気のスポットなどをご紹介します。

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