【王寺町】雪丸ロードを歩いてみた。気軽にウォーキングにチャレンジするなら程よいコース
JR王寺駅の中央改札口を出てすぐ右へ行くと、地面に雪丸の足跡がプリントされているのをご存じでしょうか。
この足跡は雪丸ロードという、雪丸ゆかりのお寺・達磨寺まで歩いて行ける目印です。
私は王寺町観光協会のサイトを見て初めて知りました。
この足跡をたどると雪丸ゆかりのお寺・達磨寺に案内されます。
王寺駅から達磨寺まで約1km。そもそも観光客向けなのかと思っていましたが、実はこのコース、健康のためのウォーキングコースとしてもぴったりなんです。
(王寺町観光協会雪丸ロードのページより)
運動不足解消のためにウォーキングを!と思ってもいきなり長時間や長いコースを歩くのはつらい…というあなた!
1kmの往復で2km、約20分程度のウォーキングなら気軽に始められるのでは?
先日私も雪丸の足跡をたどりながら、雪丸ロードを歩いてみました。
雪丸とは?
王寺町のマスコットキャラクター。聖徳太子の愛犬で、人の言葉を理解し、お経も唱えたという伝説が残っています。
王寺駅から出発~葛下川沿いを行く
中央改札口を出て右を向き、久度大橋で足元に注目すると…
雪丸の足跡があります。
橋をまっすぐ進むと駅を出る階段に行きます。その階段を素直に降りると
飼い主と共に雪丸がいました。
ここを右に行きます。
見上げると雪丸が。
さらに歩いていくと、葛下川(かつげがわ)に行く横断歩道があるので、信号に従いながら渡りましょう。
雪丸の足跡はスロープを上るよう案内しています。ここもまた素直に上がっていくと…。
案内板がありました。
ここで今一度、これから進む道をチェックします。
川沿いを歩き、だるま橋まで行ったら川を渡るとのこと。
「要するに国道168号線をめざせばいいのか」と思いながら、川沿いを歩いていきました。
見慣れた風景とはいえ、水のある風景って癒されますね。
もう少し過ごしやすい気候になれば、川沿いでお弁当を食べるのもおすすめです。
気持ちよく川沿いを歩いていたら、だるま橋に到着しました。
この時「足跡どこ?」と思いましたが案内図にはだるま橋を渡るように案内されていたこと、橋の向こうに雪丸が見えるので、これで合っているはず。
橋を渡っていきました。
時計台と雪丸から達磨寺へ
時計台・和の鐘が見えました。
時計台の前に雪丸。
要所要所できっちり姿を現してくれるのがありがたいです。
ここまでくれば達磨寺までもうちょっと。
足跡の案内をたどりながら国道168号線に沿って歩きます。
上を見上げると雪丸のタペストリー。
先ほどの看板とはまた違ったデザインです。
このタペストリー、道沿いにたくさん並べられています。
一体何枚あるのでしょう?
ちなみに私は…のどが渇きすぎて数えるのを忘れていました。
達磨寺に行くには、国道168号線の横断歩道を渡らないと行けません。
信号付きの横断歩道を2本ほどやり過ごしつつ、歩道を歩いていたらそのうち、お寺のような建物が見えてきました。
信号を渡れば…
達磨寺に到着です。
達磨寺には、雪丸の石像がありますよ。
ここまで歩くのに約20分。
私は今回、あちこち写真撮影しながら歩いていたので時間がかかってしまいましたが、ウォーキングとして歩くなら、個人差はあると思いますが10分ちょっとぐらいの所要時間になるでしょう。
このあとも雪丸の足跡に沿って歩いていくと、行きとは違ったルートで王寺駅に帰れます。
今回、私が歩いたのは8月下旬の某日朝9時ごろ。
多少風がさわやかな気候になってはいたものの、水分は必須です。
ウォーキングの際にはペットボトルや水筒にお茶や水を入れて持参しましょう。
道中、雪丸の案内に忠実に歩いた場合、葛下川からあとは達磨寺に到着するまでコンビニも自販機もありません(国道168号線の信号を、1〜2本目ぐらいで早めに渡れば自販機があります)。
ちなみに私は水分を忘れて歩き始めてしまい、気づいたときには自販機が発見できず達磨寺まで我慢することになりました。到着してからすぐ、お茶を購入して境内で休憩を始めて、ぐびぐびお茶を飲み始めてしまいました。
※脱水及び熱中症に注意。
今回、雪丸ロードを忠実に歩いてみた感想は、普段運動不足気味の私でも程よい爽快感の運動量でした。いきなり長い距離や時間をウォーキングするのがつらい方でも、これぐらいの距離なら無理なく始められるのではないでしょうか。
この秋、雪丸と一緒にウォーキングしてみるのも悪くないですよ。
詳細情報
雪丸ロード
JR王寺駅中央改札口~葛下川~だるま橋~和の鐘~達磨寺
距離 片道約1km
所要時間 片道で約10~15分