2024年2月末の営業を最後に全館休館となり、約2年間の大規模改修工事期間に入る川口総合文化センター・リリア。改修工事終了は2025年12月を予定しています。

1990年に開館して以来、さまざまな公演や催しが行われ、多くの市民にとって特別な思い出がある会場となっているのではないでしょうか。

改修工事計画によると、エントランスホール、アトリウム、メインホール、音楽ホールなどが改修されるそうです。

2階から4階まで吹き抜けになっているアトリウム。どのように変わるのか楽しみですね。

ここからは、休館直前の2月26日(月)から開催されるリリア休館前特別企画をご紹介します。

リリア33年間の軌跡 ～特別展～

リリアの建築当時の模型や過去の映像のほか、これまでリリアで開催された公演の年度ごとのチラシ・ポスター、さらにアーティストのサインといった貴重な資料が展示される予定。

会場は展示ホール、入場無料（入退場自由）です。

特別公演

地元出身の噺家による特別落語会、川口市在住の指揮者率いる管弦楽団によるオーケストラコンサート、リリアで数多くの公演を行ってきたピアニストによるコンサートが開催されます。

休館前の感謝の気持ちを込めた企画として、いずれも事前応募制で入場無料となっています。

往復はがきによる応募締切は2月5日（消印有効）まで。

各公演の概要は次のとおりです。応募方法などの詳細はリンクをご覧ください。

駅のホームからも見える「川口駅前の顔」として親しまれてきたリリア。改修工事終了後、2025年度中には隣接地に新たに美術館が建設される予定もあります。

2月26日から開催される休館前特別企画は、これまでの歴史を振り返ったり、川口とリリアにゆかりのある出演者による特別公演を楽しんだりして、改修前の思い出をつくる機会になりそうですね。