【一宮市】驚愕!趣味収集の『ポスター天井アート』や作品展を開催するイベントギャラリーを発見!
こんにちは!地域情報エキスパートライターのにったようこです。愛知県一宮市は繊維の街として栄えてきましたが、近年では廃業を余儀なくされる時代となり「のこぎり屋根」の古い工場跡としてそのまま残されている工場が多く点在しています。
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もりのギャラリー
愛知県一宮市浅井町にある「もりのギャラリー」もその一環で、10年前にこの繊維工場をたたみました。オーナーの森茂正さんはその後の工場に活かし方に悩んだそうです。
この工場をコインランドリーとして経営をするか?それともギャラリーにするか?と、悩んだそうです。もともと趣味で市民講座の絵画教室へ通っていたという森さんは、結果、教室仲間の作品を飾るための場所を提供するギャラリーにする道を選択したのだそうです。
たくさんの笑顔が集まる場所に
コインランドリーにするより、皆さんの笑顔が集まるギャラリーにした選択をしたことで、かけがえのない財産を享受できたのではないでしょうか。
「もりのギャラリー」では2か月に1度のペースで個展を開催しています。
奇数月に開催される様々なアーティストの作品展です。無料でご覧いただけます。ビギナーからベテランの方々まで自由に参加していただける作品展です。
皐月展
5月24日(金)~6月3日(月)
10時~17時まで(最終日は13時迄)
入場料無料
火曜日休館
たくさんの方々の作品が展示されています。
おもしろい趣味「ポスター収集」
さて、そんな「もりのギャラリー」のオーナーの森茂正さんは御年80歳。
若い頃から掲載期間が終了した企業の宣伝ポスターを集めるのがご趣味だったそうです。工場の整理をしていたところ、収集していた山積みのポスターが出てきて「一体これをどうしようか」と考えたところ、「そうだ!この工場内の壁や天井に貼ってしまおう!」ということになったそうです。発想が斬新ですよね!
どうやって貼ったんですか??
ポスターは、「せんたくのり」を刷毛で塗り、脚立に登ってシワにならないよう一枚一枚を丁寧に天井に貼っていく作業をしていったのだそうです。これをお一人でやられたということで、驚きです。建築業のクロス職人顔負けですね!とてもきれいに貼られていてびっくりです。よーく見たら懐かしいものが見つかるかも!!
奥のギャラリースペースの喫茶ルームにもポスターがぎっしり貼られています。
いつも下を向いてスマホばかり見ているので、天井を眺めるため上を見ながらお茶をいただくのも斬新でした。
絵を描くことが好き♪
~想像の景色を描く~
そんな森さんは、日ごろからキャンバスに油絵を描き続けているそうです。数々のコンクールでも賞を受賞するほどの腕前です。絵画のテーマは「想像の景色」人々の暮らしの風景や景色を想像して描いているのだそうです。どれも見た人が、楽しくほっこり笑顔になるような絵だと思いました。
様々なワークショップやイベントを行っています。
もりのギャラリーでは他にも様々なワークショップやイベントを行っています。
写真は「奄美の乳酸菌発行飲料ミキ・ワークショップ」の様子です。
ぜひ行ってみてくださいね!
詳しくはInstagramを見てくださいね☆