戦国武将「筒井順慶」ゆかりの地、大和郡山市筒井町の筒井城跡で『第21回 筒井順慶まつり』が開催されます。

１０時３０分頃から筒井鉄砲隊による火縄銃発砲でまつりがスタート。続いて僧形の「筒井順慶」とよろい姿の家臣「島左近」「松蔵右近」が杯を交わし、これを打ち割る出陣式が行われます。僧形・武者行列、地元・筒井幼稚園児のかわいい甲冑隊が筒井駅前を経由、筒井城まで練り歩きます。30kgの甲冑をまとう「筒井順慶」に中学生が扮装。以前は大和郡山市長が扮装していたこともありました。

当日は筒井城跡近くにある「光専寺」の「筒井順慶坐像」が公開されます。会場となる筒井城跡には、模擬店が出たり、イベントが行われるなど普段は静かな筒井城周辺は、地元の方や歴史好きな方など大勢の人で賑わいます。

過去開催の様子

会場となる「筒井城跡」

静かな住宅街にある「筒井城跡」

今は看板が設置された広場があるだけで、ちょっと寂しい感じです。

「筒井順慶坐像」が眠る「光専寺」

筒井城跡からすぐの場所にある「光専寺」

「順慶まつり」に訪れた際は、ぜひ立ち寄り「筒井順慶坐像」をご覧になってくださいね。

筒井城のお堀を利用して作られている大和野菜「筒井れんこん」

筒井城の堀跡やその周辺は地下水が豊富な湿地帯であることから、古くから質の良い大和野菜「筒井れんこん」が栽培されています。粘りが少なく、甘みと独特のシャリシャリ感が特徴です。

2026年の大河ドラマでも重要人物として登場するであろう「筒井順慶」地元からもどんどん盛り上がっていってほしいですね！