【川越市】モチモチ食感の麺を実現した独自のこだわりのブレンド麺『讃岐×武蔵野のコンセプト』うどん辰未
皆さんはじめまして、地域ライターTOMO∞JYAMO(トモジャモ)です。
2024年10月29日(火)に開店日の営業終わりに『うどん辰未』行ってきました。
開店初日も開店前からお客様が並んでいました。
モチモチ食感の麺を堪能していきたいと思います。
店主の小野さんは、前職の信用金庫で働いていた際に、都内のサラリーマンに大人気の行列店「自家製讃岐うどんと肉 甚三」のうどんに衝撃を受けました。
週5日食べる程にはまり、讃岐うどんの本場、香川県にも何度も足を運ぶほどに魅了されていったそうです。
自分でもうどんの美味しさを広めていきたいという思いがどんどん大きくなり、30代で起業を決意。
信用金庫を退職後、甚三の社長に直談判し、修行させてもらうことができたそうです。
修行終了後も讃岐うどんの店と武蔵野うどんの店を食べ歩いて勉強しながら試作を重ね、自分の味を確立されました。
『美味しいうどんを気軽に楽しんでいただき、日々の活力を多くの方に届けたい』という思いとともにオープンしたうどん屋さんです。
お店の場所は、川越のクレアモール沿いの「小江戸蔵里川越市産業観光館」を過ぎたあたりにあります。
川越駅から徒歩15分程度の距離にあり、本川越駅からはさらに近く、徒歩5分くらいです。
川越の方々の明るい人情溢れる気さくで親切な人柄と小江戸の街並みに魅力を感じ、川越にお店をオープンすることを決めたそうです。
おすすめメニュー:TATSUMIスペシャル
開店日に一番人気だった店名にもなっている『TATSUMIスペシャル 860円(税込)』
雨も降っていたので、温かいうどんでいただきました。
麺は、讃岐うどんのモチモチ食感と武蔵野うどんの程よい弾力を感じました。
讃岐うどんの本場香川県の老舗製粉メーカーから直接届けていただく小麦粉をベースに、埼玉県産地粉の石臼挽き全粒粉を独自の割合で配合したブレンドした麺が特徴的です。
まさに、コンセプトでもある香川と埼玉の『讃岐×武蔵野』おいしい組み合わせでした。
かけのだしは、いりこ、昆布、数種類の節を使用しているこだわりです。
天ぷらもうどんに合うように仕上げているということで、麺・だし・天ぷら・肉すべてが相性抜群の一杯です。
麺は真っ白ではなく、全粒粉が麺に混ざっているのが見えて、風味も感じられました。
出汁のかけだし、ねぎと生姜でさっぱりとした味わいの中に、とり天の天ぷらの衣と豚肉の肉汁が混ざり少しこってりして、さっぱりとこってり共に味わえる絶妙な美味しさでした。
ワンランク上のサイズ『TATSUMIスペシャル極 1,200円(税込)』は、豚肉2倍に増量し、とり天は2個から4個に肉が2倍の増量はガッツリ食べられてうれしいです。
単品で追加するよりも安く、ボリューム感があり大満足で食べられます。
店主の小野大樹さんは、味変してガッツリ食べてほしいということで、卓上にあるブラックペッパーをおすすめしてくれました。
うどんを好きになったきっかけの『甚三』でも主流の食べ方だそうで、この食べ方も広めたいと思ってブラックペッパーを置いているそうです。
ブラックペッパーがおいてあるうどん屋さんは、珍しいですね。
はじめてうどんにブラックペッパーの味変をして、びっくりしました。
私は少し辛く味変したかったので、七味も合わせてみました。
ブラックペッパーのピリッとしたアクセントが舌を刺激し、七味のちょっと痺れる辛さがおいしく、体が温まります。
麺とだしのおいしさをより一層引き立て新しい発見でした。
天かすも入れるのもおすすめということでした。
天かすを入れるとサクサクの食感とこってりスープになりました。
味変するとまた違う味わいが楽しめ、満足度が高い1杯のうどんです。
川越名産品使用:COEDOぶっかけうどん
もう1品川越の名産といえば、さつまいもです。
『COEDOぶっかけうどん 950円(税込)』を冷うどんでいただきました。
温うどんとは違う、麵が引き締まり麺のモチモチ感をさらに感じ、歯ごたえも弾力があり、より麺の香ばしさを感じました。
ツルツルとした食感と喉越しが最高でした。
ぶっかけだしは、かけだしより濃い目で風味がしっかりとした味わいで、麺と豚肉とさつまいも天のそれぞれが、主張しすぎないバランスの取れたおいしさでした。
さつまいも天は、サクッと食感がとても印象的でした。
味変でブラックペッパーと天かすをトッピングし、こってりと味わいました。
かけだしでもぶっかけだしでも、味変ブラックペッパーは新感覚で、こってりしたい方は天かす多めがおすすめの味変です。
両方ともだしまで飲み干せてしまいました。
おすすめのサイドメニュー
ちくわ天 150円(税込)のちくわは香川県から取り寄せており、大きくてふわふわしていておいしい食感を味わって欲しいということで採用。
1口目のふわっとした、歯ごたえをぜひ味わってみてください。
もう一品サイドメニューをお考えの方には、おすすめしたいサイドメニューです。
ちくわ以外にも、小麦や醤油など香川県産のものと豚肉、卵、米など埼玉県産のものを厳選して使用。
使用している食材は、かなりの数を色々と食べ比べた中で選んだこだわりの食材です。
メニュー構成
店頭のメニューを見てみるとわかりやすいメニュー構成で、かけ・ぶっかけ・しょうゆ・肉汁・カレー・ごはん・サイドメニューの区分がありました。
次回来た時に、別のメニューも食べてみたいと思えるラインナップで、リピートしたくなる地元のお客さんを虜にするお店です。
お子様メニューがあり、家族でも楽しめます。
食が細い人もたくさん食べたい人も、味も量も選べるのがうれしいですね。
私は次回、出汁とスパイスのハーモニーが気になるカレーうどんをいただきたいです。
券売機で購入して店内に入ります。
迷ったら一番上のオススメを選んではいかがでしょうか。
お値段も『気軽に楽しんでいただきたい』という思いがあり、お手頃なものからボリュームのあるお得なセットなど、その日の気分で選べて楽しいです。
店内が込み合っているときなど、テイクアウトの『食べ歩き』というメニューもありました。
子連れには、散歩しながら公園などで食べられるので、うれしいと思いました。
和みある落ち着いた雰囲気の店内は、和みやすい色合いで落ち着いて食事をすることができます。スタッフの皆様も仲が良く、活気と笑顔あふれるお店でした。
ロゴマークは、書道家アーティスト・クリエーターさんと、何度も打ち合わせをして微調整をして、うどんのコシ・長さと辰(龍)の滑らかに動く雰囲気・力強さを筆の運びや勢い、カスレで表現したそうです。
かっこいいデザインに仕上がっていました。
(Instagramうどん辰未掲載)
店内に飾ってあるイラストは、ご友人の奥様が書いてくれたそうです。
優しいご家族の雰囲気がとても伝わってくる素敵なイラストでした。
オープン記念で、スタッフさんとの集合写真をプレゼントさせていただきました。
店主の小野大樹さんを中心に、奥様もお手伝いし、スタッフの皆さんも笑顔あふれる素敵な皆さまで元気をもらえました。
ぜひ皆様も、美味しいうどんを気軽に楽しめるうどん辰未に足を運んでみてください。
(取材ではうどん辰未様の協力により、TATSUMIスペシャルとCOEDOぶっかけうどんを無償で提供いただきました。
本記事制作にあたってはガイドラインに基づき公平中立に制作しています。)
■うどん辰未
■〒350-0043 埼玉県川越市新富町1丁目9-12
■営業時間:11:00~15:00
■定休日:不定休(休業日はSNSで発信)
※Instagram、Xにて営業日をご確認ください。
※年末年始の営業時間についてもInstagram、Xにてご確認ください。
■支払いは、券売機にて現金が可能です。