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【習志野市】習志野きらっと2024に備えた万全の対策 群集事故対応合同訓練が消防訓練センターにて実施

うえこみ地域ニュースサイト号外NETライター(八千代市・習志野市)

2024年9月20日、習志野市中央消防署・消防訓練センターにて、「群集事故対応合同訓練」が実施されました。 これは今週末10月13日(日)に開催される習志野市最大規模のお祭り「習志野きらっと2024」も視野にいれながら、群集事故が発生した場合に備え、迅速で適切な対応を行うことが目的の合同訓練です。

画像提供:習志野市民まつり実行委員会
画像提供:習志野市民まつり実行委員会

今回の訓練、実は習志野市消防本部と習志野警察署が共同で行う初めての試み。過去に国内外で発生した群集事故の事例を踏まえ、習志野市でも事故に備えた訓練の重要性が検討されてきました。

JR東日本主催の車両事故を想定した訓練は新習志野駅で行われましたが、今回は一般環境を想定した訓練です。

訓練には、消防署や警察署から選抜された署員に加え、約30名以上の士気の高い隊員たちが群集役割として参加。

訓練の舞台である「習志野市消防訓練センター」は、今年の出初式で一般に公開された新しい施設です。

写真左の建物が習志野市消防訓練センター
写真左の建物が習志野市消防訓練センター

訓練に入る前、すでにセンター内には想定に沿った訓練用人形が設置されており、実際に起こり得る群集事故の恐ろしさを想像させられます。

(1) 群集役から10時15分頃、「京成津田沼駅南口階段で群集が殺到し、けが人が複数いる」とかけこみ通報が入る。

(2) 京成津田沼駅前交番の職員が現場へ急行し対応する(※先着警察官は警察応援及び消防指令センターへ連絡する。)

(3) 先着警察官は応援要請後、群集の整理・誘導及び負傷者への対応を行う。

(4) 警察官による群集整理後、傷病者の状態が明らかになる。

(5) 通報を受けた消防隊7名(指揮隊3名、消防隊4名)が現着。負傷者の救護活動を行う。

(6) ポンプ隊についてはトリアージ及び搬送を実施。指揮隊については応援要請及び、トリアージシートを準備する。

(7) 傷病者は【黒1名(訓練用人形)】、【赤3名(訓練用人形)】、【黄1名(救急係)】、【緑1名(救急係)】の計6名発生しており、消防隊及び警察官が協力し搬送を行う。

(8) 消防隊、警察官よる傷病者のトリアージシートまでの搬送及び、状況確認が終了した時点で訓練終了とする。

2回の訓練は、両機関の隊員たちが双方に動きやすく分かりやすい指示の出し方や、課題、得意分野を共有し、万全の協力体制の構築に向けた第一歩となりました。市民の安全を守るため、今後も定期的に合同訓練が続けられる予定です。

私たちも、事故や事件を防ぐために日頃から注意を払い、自分の行動を見直していきたいものですね。

◆群集事故対応合同訓練◆※この訓練はすでに終了しています

日時:2024年9月20日(金)

場所:習志野市中央消防署・消防訓練センター

住所:習志野市鷺沼2丁目1−43

地域ニュースサイト号外NETライター(八千代市・習志野市)

地域ニュースサイト号外NETの八千代市・習志野市を担当しています。取り柄はたくさん食べられることとフットワークの軽さ。どうぞよろしくお願いします。

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