【蕨市】芸術の秋にオススメ! 「蕨市ガラス作家二人展」で美しいガラスの世界を堪能せよ!
美しく輝くガラスの中には、吸い込まれるほどに美しいガラスの世界がありました。
「蕨市立歴史民俗資料館」では、2023年10月14日より「蕨市ガラス作家二人展」を開催しています。
その注目度は高く、すでに多くの方が「蕨市立歴史民俗資料館」を訪れています。
館内の写真撮影は自由。
その美しいガラス作品を脳裏に焼き付けるだけでは物足りず、作品にカメラを向ける方も少なくありません。
蕨市が誇る二人のガラス作家の共演!
注目を集めるのも無理はありません。
だって「蕨市ガラス作家二人展」は、その名の通り蕨市が誇る二人のガラス作家さんが共演した展示会なのです。
その二人とは、2020年にご自身の制作工房&gallery「ちいさな硝子工房」をオープンした林彩加さん(以下、林さん)と、「蕨硝子」が蕨ブランド人も認定されている「株式会社ブラスト工房」の佐藤成久さん(以下、佐藤さん)です。
会場には、「ちいさな硝子工房」がオープンした際に、佐藤さんから林さんへ贈られたというオープン記念ワインボトルも展示されています。
「蕨市ガラス作家二人展」は、そんなお二人の作品を同時に楽しめる貴重な機会です。
ガラス作家・林彩加さん
「武蔵野美術大学 工芸工業デザイン学科 ガラス専攻」を卒業した林さんは、「暖かく優しいガラスを作りたい」という思いを持ってガラス作品の制作を続けています。
蕨市内に制作工房&gallery「ちいさな硝子工房」を構える他、イベントにも出展するなど、ガラスの魅力を発信し続けています。
今回の展示会では、ガラスの粉末を溶かし固める「パート・ド・ヴェール」の技法による「ひかりのまち」というオブジェを中心に展示しています。
会場には、初期に制作した作品から新作まで、林さんの思い入れのある作品たちが並びます。
ガラス作家・佐藤成久さん
21年間続けたサラリーマン生活に終止符を打ち、2002年よりガラス職人として活躍している佐藤さんには、ガラス作家としても活躍しています。
「サンドブラスト・ガラス彫刻」の技法と出会い、ガラスの「割れる・欠ける」といったマイナスイメージから一転、ガラス彫刻の素晴らしさに魅了されました。
今回の展示会では、蕨市の風景の中で自由に生きる犬や猫をテーマにした作品が展示されています。
そんな日常的な風景を、透明なガラスと切り絵で表現。日常生活の中にある「こんなことがあったら楽しいだろうな」という何かを想像したくなる作品です。
「水彩とガラスの世界展」同時開催!
「蕨市ガラス作家二人展」は、「蕨市立歴史民俗資料館」1階で開催しています。
2階では、林さんのお母さんであり水彩画家の林くみこさんが描いた水彩画とガラス作品コラボレーション展「水彩とガラスの世界展」が同時開催されています。
平面の水彩画と、立体のガラス。
それぞれの美しさはもちろん、それぞれの表現の違いにも注目です。
「蕨市ガラス作家二人展」および「水彩とガラスの世界展」の入場は無料です。
一度訪れればその美しさに圧倒され、2度訪れればその細部まで行き届いた緻密さに驚かされます。
何度でも訪れたい展示会は、2023年12月24日(日)まで行われています。
【イベント情報】
「蕨市ガラス作家二人展」および「水彩とガラスの世界展」
会期:~2023年12月24日(日)
入場:無料
会場:蕨市立歴史民俗資料館
埼玉県蕨市中央5-17-22