住所非公開・完全予約制のラーメン店「純麦」監修カップ麺が登場! ラーメンライターがガチレビュー!
東京・品川区にある人気ラーメン店「純麦」。
仕事柄、オススメのラーメン店を聞かれることがよくあるが、「『純麦』ってどうやったら行けるんですか?」という質問をここ1~2年で何度されたことだろう。
「純麦」は横須賀線・西大井駅から徒歩数分、品川区の住宅街で2023年4月からひっそりと営業するお店。このお店は、なんと「住所非公開・完全予約制」なのである。
店主の矢嶋純さんは名店「麺処 ほん田」で修業ののち、『ミシュランガイド東京』のビブグルマンにも選ばれた人気店「Homemade Ramen 麦苗」の女将として有名になった女性ラーメン職人だ。
事前に予約をしておき、指定の日時に店に行くシステム。メニューはコース制になっており、その名も「純麦御膳」。前菜、ラーメン、ご飯、かき氷が出てきて、ゆっくりと時間をかけて楽しむという今までにない形のお店として大変話題だ。
なかなか予約が取れず、行きたい人が続出の「純麦」だが、なんとこの1月13日に「純麦」監修のカップ麺「純麦 和牛と魚介の旨み広がる醤油らぁ麺」が日清食品から全国発売された。
このカップ麺は「並んでも食べられない完全予約制の名店」シリーズの第2弾として発売。矢嶋店主の監修のもと、コースメニュー「純麦御膳」の1品である「らぁ麺」の味わいを再現した商品だ。
全国のローソン、ファミリーマート、イオンなどで発売開始している。
縦型カップ麺で、お湯を入れて5分待ち、液体スープを入れたら完成というお手軽商品だ。
別添の液体スープは「牛脂入り醤油だれ」で、和牛脂を50%使用した贅沢な醤油だれでこれがポイントになっている。
具材は小さなチャーシュー、卵、ネギとシンプルで、スープに全振りした仕様。
和牛の上質な香りと旨味が特徴で、ここに魚介の旨味が複雑に絡んでくる。とてもカップ麺とは思えない完成度のスープだ。
麺は太め平打ちのノンフライ麺で、ツルシコな食感が特徴的。
味わいとしては“肉じゃが”を彷彿とさせる牛の和の美味しさで、ほっとしながらも贅沢な味わいだ。
そして驚いたのはパッケージにある矢嶋店主の写真。この写真は以前の取材で私が撮ったものである(笑)
コンビニで278円 (税別)で発売中。ぜひゲットしてみてほしい。
※写真は筆者による撮影