「美を求めて2人展」を取材させていただいた、コスチュームジュエリー作家の藤原弘美さん。

自宅でAtelier Beadfeelを開講されています。

お母様の介護に直面し、半ば現実から少しでも離れようとビーズ作品作りから始めたとのこと。介護と手仕事の両立は大変だったと思います。

創作活動の他には、カルチャーセンターで講師も

また、市内外のカルチャーセンターでは講師も務められており、レッスンには、当時からの生徒さんが継続されていたり、最高89歳の方もいらっしゃるとのこと。教室のSNSでは藤原さんに手ほどきを受けた生徒さんたちの、素晴らしい作品の数々を拝見することもできます。

銀座でコレクション展開催

藤原さんは、ビーズ講師業とは別に半貴石や、ガラス、アクリルなど様々な素材で作られるコスチュームジュエリーデザインを学ばれています。

その全国から集まったメンバーと銀座コレクションを開催されるとのこと。

「2連のネックレスは、装飾クラスプの位置を変えて3パターンに。

２泊３日の旅行にコスチュームジュエリーを1つ携えればスタイリングが変幻します。

クリップタイプのイヤリングは、ブラウスの襟や、帯留にも。

2way.3wayに長く活用できるものがコスチュームジュエリー。

ワイヤーや、糸で繊細にしっかりと作り込んでいます。次世代に繋げるように、修復可能。

SDGSで、例えるなら日本の着物のようです。」と藤原さんは熱く語られました。

私も少し付け方を聞いただけですが、細工を施された実物を拝見し、コスチュームジュエリーへの意識が変わりました。

銀座コレクションで、たくさんの方に素晴らしい作品たちを間近でご覧いただけるとよいですね。

（さくらはなこ）