「エンドルフィンプロ2」あの反発が再び!
|昨年、数分で即売された!エンドルフィンプロが再び
2020年Nikeヴェイパーに匹敵する反発力があるカーボンプレート内臓シューズ、サッカニー「エンドルフィンプロ」は口コミが口コミを呼び、発売数分で完売と言う現象が起こるほど衝撃的なシューズが登場しました。そして2021年進化した2代目「エンドルフィンプロ2」。今回はコチラのシューズを紹介します。
|踵の部分をカットし前進力がアップ!
初代の「エンドルフィンプロ」はシューズの踵の部分がフラットで、ヒールストライク走法(踵から着地する)には足への衝撃を守るために有効でしたが、中足部から前足部のカーボンプレートの弾性を使い反発させる「エンドルフィンプロ」は、踵の部分がフラットだと着地のの際に、地面に触れやすくブレーキとなり減速する恐れがありました。2代目はその部分をカットしスムーズに前へ体重移動できるように変更され、より弾性力を得られる構造に進化しました。
|ダブルのミッドソール!より力を脚に伝える
カーボンプレートに目が行きますが、ミッドソールの「PWRRUN PB(パワーラン ピービー)」と「PWRRUN+(パワーランプラス)」で着地したエネルギーをトランポリンの様に跳ね返し、更に軽量化もしています。あの反発はカーボンとミッドソールの組み合わせでストライドが広がる要因だったのです。
|8mmドロップで無理なく身体を前に進める!
ドロップが低ければ地面とフラットに近くになります。更に前足部着地で踵が下がると同時に伸張反射で身体自体で反発します。一方で筋力が必須になります。その反発はカーボンとミッドソールで補い、踵の部分を高くすることで伸張反射の力は弱まりますが、怪我のリスクは減り、足の前後の高低差であるドロップは、身体が前に倒れやすく、体重移動をスムーズにしてくれます。これにより長い距離でも安定したストライド維持に役立ちます。
進化した2代目は、初代のような争奪戦が無くなり、容易に購入可能になりました。購入先はABCマートに限定されますが、是非「エンドルフィンプロ2」の反発を体験してみては如何でしょうか?
Written by マラソン完走請負人/牧野仁です
有限会社スポーツネットワークサービス代表取締役。初心者向け走り方教室「Japanマラソンクラブ」を立ち上げ、様々な方々に走るまでの準備やケガを防ぐ走しり方などを指導。走ることを軸に、旅行(旅RUNの名付け親)や食、健康、美など提供しています。ジョギングインストラクター資格認定講座も開催。
著書;楽して走ろうフルマラソン(ランナーズ)。フルマラソンスタートBOOK(エイ出版)。目からウロコのフルマラソン完走新常識(実業之日本社)など多数。
テレビ;「ラン×スマ(NHK BS)」「ソレダメ(テレビ東京)」など出演。
「相棒」「警視庁・捜査一課長」などランニング監修。
雑誌;Tarzan(マガジンハウス)ランニングスタイル(エイ出版)MONOQLO(晋遊舎)など、監修
YouTubeチャンネル:ビギナーランニングマガジン / 完走請負人牧野.