楽天・三木谷会長が語る「モバイルとAIの民主化」 石川温のスマホ業界新聞Vol.574
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石川 温の「スマホ業界新聞」
2024/08/03(vol.574)
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《目次》
1.NTTドコモが最大5000ポイント還元の「eximoポイ活」開始
—-「キャンペーン終了日」は果たしていつなのか
2. 楽天・三木谷会長が語る「モバイルとAIの民主化」
—-KDDI・高橋社長は「再来週、Pixelの発表会に寄ってくる」
3.衛星通信の2大勢力になりつつあるスペースXとAST
----NTTドコモはAmazon、ソフトバンクはどうする?
4.今週のリリース&ニュース
5.編集後記
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1.NTTドコモが最大5000ポイント還元の「eximoポイ活」開始
—-「キャンペーン終了日」は果たしていつなのか
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NTTドコモはポイント還元率が上がる料金プラン「eximoポイ活」を8月1日より開始した。
利用料金は月額1万615円でデータ容量は定額制となる。だが、キャンペーン中なら5万円以上(税込み)の買い物で、5000ポイントを得られる設計になっている。
一方、従来の「eximo」は月額7315円でデータ使い放題となるが、1GBまでは4565円、1~3GBは5665円という段階制だ。
つまり、ユーザーは3300円を余計に支払うことで、5000ポイントの還元が受けられるという仕組みだ。
NTTドコモではahamoにおいても「ahamoポイ活」を提供していたが、こちらはオプションというカタチであった。ただ、オプションで月額2200円を支払って、ようやく最大4000ポイントを得られる可能性を手に入られるといっても、正直、「その月、どれぐらい支払うかはわからない」だけに、なかなかオプションを契約するというのはハードルが高そうな印象であった。
しかし、「eximoポイ活」では料金プランとして3300円が組み込まれただけに、使い放題プランが前提のユーザーにとっては、契約に対する心理的なハードルはオプションよりも下がったのではないだろうか。このあたりは、ソフトバンク「ペイトク」をマネた感じが強い。
ただ、NTTドコモ「ahamoポイ活」「eximoポイ活」に関しては大盤振る舞いのポイント還元がキャンペーンという立て付けになっており、しかも「終了日未定」というぼやかしているあたりが何とも後味が悪い。ユーザーからすれば「知らないうちに終わっていたけど、決済を使い続けていた」ということにもなりかねないだけに、なんとも不親切だ。
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