【市川市】市川生物部 植物昆虫観察で夏休みの宿題にも!~大町 大町自然観察園~
市川市大町は台地になっており、その谷の場所と自然を生かして公園として整備されています。周囲にはアスレチックや梨園など市川の自然とその恵みに触れることのできる貴重なエリアとなっています。
自然観察園は、市内屈指のバラ園があり、紅葉の名所でもあります。他にも四季折々の草木や花々、野鳥や生物を観察できる素敵なスポット。
真夏の今。まだまだバラ園にはバラの花が咲いています。ピーク時の大輪とまではいかないまでも、赤や黄色の小さな花々。バラ園を抜けて少し歩くと「市川の尾瀬」のごとく、人道が整備された自然観察園ゾーンとなります。
花こそ少ない中、紫の小さな花を咲かせる「ミソハギ」がちらほら。
池の淵にはガマの穂も。人道を進みつつ多く目にすることができるのが「シオカラトンボ」です。
鮮やかなブルーと思われがちですがこちらはオス。シオカラトンボのメスは、黄金と黒のトーンで俗に「ムギワラトンボ」といわれています。日本全域の湿地帯や田んぼに生息する誰でも知っているおなじみのトンボですね。
入口ゲートには、今見ることのできる植物や生物の解説があるから、宿題用にとってもありがたい配慮。
採集はもちろんNGですが、ウォーキングもかねてゆっくり鑑賞しながらめぐってみてください。
【大町公園 自然観察園】
住所:市川市大町284番1外
時間:9:00~17:00
駐車場:あり(1日500円)