夏の訪れを告げる「土浦梅酒」。土浦の新名物として人気を集める果実酒の2022年度分がいよいよ販売になりました。ファンの声に応えて今年はミニサイズも登場！「梅酒玉」の通称で知られる“食べる梅酒”も大人気です。

土浦市で収穫された最高級品種の梅をたっぷりと

「土浦梅酒」は、2016年に産声を上げた果実酒です。

「土浦梅酒」に使っている梅は、自然豊かな土浦市大志戸（おおしと）の萩原さんの梅園ですくすくと育ち、たわわに実った「南高梅(なんこうばい)」。南高梅は、数ある梅の品種の中でも最高級に位置づけされていて梅干しや梅酒として味わうのに適しているといわれています。

JA水郷つくばが主催する体験農業に遠足を兼ねた子供たちや消費者が参加して収穫した梅を、筑波山の麓に蔵を構える「稲葉酒造」が1年をかけて名酒の男女川（みなのがわ）に漬け込みます。

「日本酒に漬けると梅の旨みがより抽出されるんです」と佐藤栄介さん。「土浦梅酒」を限定販売する地元酒販店「佐藤酒店」の 4 代目です。

「土浦梅酒」は、砂糖を使わずに果糖（果物の甘み）だけで仕上げているのが特徴です。年代や性別を問わずに楽しく飲めるようにとすっきりとした甘みに。稲葉酒造ならではの絶妙な果糖の配合バランスをぜひご賞味ください。

「土浦梅酒」は、これまでの720ml（1980円）に加えて、今年は300ml（990円）のミニサイズも登場しました。土浦土産に、ちょっとだけ飲みたいという時におすすめのサイズです。

プレイアトレ土浦にある店舗では角打ちで「土浦梅酒」を楽しむことも！

「佐藤酒店」は、土浦市大畑にある「リカーショップサトウ」（新治ショッピングセンターさん・あぴお1階）と土浦駅直結のプレイアトレ土浦2階にある「IBARAKI 佐藤酒店」の2店舗があり、両店で「土浦梅酒」を買うことができます。

プレイアトレ土浦2階の「IBARAKI 佐藤酒店」には角打ちコーナーがあり、「土浦梅酒」もその場で味わうことができます。

「土浦梅酒の南高梅入り」というメニュー名で、ロックスタイルで提供されます（550円）。グラスの中を覗いてみると氷とともに凍らせた大ぶりの南高梅が。

グラスに入っていた南高梅は、単品で購入することができます（660円）。

とっても人気があって取材に訪れたその日もラスト１品という好評ぶりです。

南高梅はまだストックがありますが、購入を検討している場合には、事前に問い合わせしてから出かけることをおすすめします。

グラスの南高梅は、ぜひ味わってみてください。スタッフさんに南高梅を食べたいと伝えると小皿やお箸を提供してくれます。凍らせた梅は皮も引き締まって食感も抜群です。

「今年の南高梅は、昨年に比べるとやわらかく仕上がっています。その分しっかり味が染み込んで味は格別です」と話すのはIBARAKI 佐藤酒店の三森店長。

南高梅はそのままでも十分おいしく味わえますが、梅ゼリーや梅ジャムにしてもおいしくいただけます。夏の暑い日は凍らせて梅酒に入れて味わうのが最高です！