マネックス証券でdカード積立がはじまる マネックスカード積立との比較
これまでマネックス証券では「マネックスカード」を使用したクレジットカード決済による積立サービスを提供していましたが、新たにdカードでも同様のサービスが利用可能となります。実際の買い付けは2024年8月分から始まります。
dカード積立サービス概要
- 対象カード:dカード、dカードGOLD
- 積立単位:1,000円以上、1円単位
- 積立上限額:毎月10万円以下
- 対象口座:特定口座、一般口座、NISA口座(成長投資枠・つみたて投資枠)
- ポイント還元率:通常最大1.1%(キャンペーン中は最大5%)
キャンペーン情報
2024年7月5日から、dカードGOLDを利用して月3万円以上のショッピングを行うと、NISA口座でのクレカ積立の還元率が最大5%になります。キャンペーンは終了日未定で、初回買付月の月末までにドコモのウェブサイトからエントリーが必要です。課税口座の場合は最大6000ポイント、NISA口座では最大15000ポイントが獲得可能です。
マネックスカードとの比較
dカードとマネックスカードのクレカ積立を比較すると、NISA口座を開設しdカードGOLDを利用する場合に特にメリットがあります。例えば、毎月上限の10万円を積立投資する場合、年間で得られるポイントは以下の通りです。
- dカード/dカードGOLD(非NISA)マネックスカード:8760ポイント
- dカードGOLD(NISA口座開設):13200ポイント
この差は年間で4440円相当になります。ただし、dカードGOLDは年会費11,000円の有償カードであるため、新たに作成する場合は慎重に検討する必要があります。
すでにマネックスカードを使っている人がdカード積立に切り替える場合
マネックスカードからdカードへの積立変更は、2024年7月10日(水)の8時30分~23時までに手続きを完了する必要があります。具体的には、まずマネックスカードによる積立契約を全削除し、新たにクレカ積立を申し込む際にカード変更を行う必要があります。
積極的に飛びつくほどではないかも
マネックス証券とdカードの提携により、ユーザーにとってさらに多様な選択肢が提供されることとなります。特に、dカードGOLDを既に持っている方やNISA口座を利用する方にとっては魅力的なサービスと言えるでしょう。しかし、新たにカードを作成する場合や、ポイントの使い道については慎重に考慮する必要があります。