パンダなど人気縁起グッズがそろう南京町の雑貨店をのぞいてみた@ミズ倶楽部センター【神戸市中央区】
来る年を指折り数える年の暮れ、輸入雑貨店「神戸南京町ミズ倶楽部センター(外部リンク)」を取材しました。ステイホームで減った人出が戻りつつある今、開運・招福のアイテムを求めてお店に足を運ぶ人が増えているそうです。今日はその一部をご紹介しましょう。
神戸南京町ミズ倶楽部センター
開運雑貨や模様替えで気分転換
赤と金が特徴的な「中華吊るし壁飾り」は、猫や鯛、元宝などをモチーフに、中国や台湾の結婚式や春節にずらりと吊るされるものですが、最近は日本の若者が自宅用に好きなデザインを1本だけ選んで購入することもあるそうです。また「台湾ランタン」は定番の赤よりも、カラフルにピンクや黄色、黄緑など、何色かまとめてインテリアとして購入されることが多いとか。「いいことがありますように」との願いや、部屋の明るい装飾で気分をあげようということのようです。
そして、店内入口に飾られた人気商品「起き上がり小法師パンダ」は、七転八倒めげずに頑張る愛らしい外見と、多くの人の「前向きな気持ちになりたい」という想いが重なり人気を呼んでいるのかもしれません。
最近は、運動不足解消もあってか、太極拳がブームです。店内には扇や衣装が多く取り揃えられています。開運雑貨に太極拳グッズと、気分転換・ストレス発散できるアイテムが沢山ありますね。
多国籍な雑貨を楽しむ
中華雑貨だけではなく、エジプト、トルコ、ヨーロッパや東南アジア諸国など、様々な国の商品を扱っています。国内作品は、地元作家のハンドメイドとして、ポーセラーツやアクセサリーなどが置かれていました。
流行りに乗るのではなく先取りする
街の電気屋さんとして数十年前に開店し、現在のオーナー、張(ちょう)さんの経営になって4年目だそうです。張さんは常にアンテナをはりめぐらせ、若い世代が喜びそうなものを積極的に入荷しています。人気上昇中の「ご当地ベア」や、愛されキャラ「ゆきお」「もけけ」、人気漫画・映画グッズ「鬼滅の刃」「呪術廻戦」、定番の「ご当地ハロー・キティ」などの人気グッズも並べられていました。人気の先取りをしているので、バズった時には飛ぶように売れていきます。
10代の若者数人が商品を見ながら笑い合い、友人や恋人と楽しそうに会話しながら見てまわる姿が、このお店の日常です。気に入ったものを色違いのお揃いで購入する様子はとても微笑ましいものですね。また、修学旅行土産に「おじいちゃんおばあちゃんにはこれがいいかな」などと考えながら雑貨を見る学生さんも。
とりあえずここに来れば、何かを見つけられる気がしました。かわいいもの、美しいもの、楽しいもの、喜ばれるものなどを探す、宝探しのようなワクワクした楽しみがあります。あるサンタさんは、毎年この店でプレゼントを選ぶそうですよ。
皆さんも、間もなく迎える2022年、明るい年になりますようにと祈りながら、ここで選ぶ縁起物で福を呼び込みませんか。
以上リポートは
MCのB面:新米ライター・YUKOでした!