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【隠岐の島町】まるで山水画!?昔話にも出てくる有名人の縁の地「浄土ヶ浦海岸」で夏を堪能

松田マサヒロ離島移住ライター/島のふるさと納税担当(隠岐郡・出雲市)

島根県沖60kmに浮かぶ隠岐諸島。

独自の文化や歴史があり、ユネスコ世界ジオパークにも認定されるほど豊かな自然が広がる隠岐諸島。その中の最大の島、隠岐の島町(おきのしまちょう)の「浄土ヶ浦(じょうどがうら)海岸」に行ってきました!

隠岐の島町の港、西郷港から車で40分程度。東回りにぐるっとドライブをすると辿り着くのが布施地区です。布施地区の海側に浄土ヶ浦海岸はあります。

駐車場は広め、休憩所ありです。

休憩所を抜けると、目的地の浄土ヶ浦はすぐそば♪

木の橋を渡って下まで降りて行きます。

階段で下まで降りると広がる光景がこちら!

澄んだ海、まるで昔話の世界にいるかのような岩や木々の配置。

海岸沿いに生える松と小さな島々、荒々しくもどこか洗練されたような岩礁が、さながら山水画のような景色を生み出しています♪

打ち寄せる波も澄み切っています♪

美しい景色を見て、海の音を聞き、ただひたすら「ボー」っとする、大変贅沢な時間を体験できました♪

そしてなんとこの海岸、景色もさることながら、昔話にも出てくるある人とも大きな関係があることでも有名なんです。

布施村に浄土ヶ浦というところがある。むかし、この浦に嶋右衛門という人が住んでいた。

その頃京都に一休和尚がいて、紫野に寺を建てたが、その柱に虫が喰ったあとがあって、文字のようになっており「隠岐国嶋右衛門にはおとる。」と読めた。

一休はそれを読んで、そんな偉い人がいるなら会って見ようと思い、はるばる隠岐国へ渡って嶋右衛門を探し歩き、布施村について漸く彼に対面することができた。そして一夜の宿を借り、ねんごろに語り合った。

ついに一夜が明けて朝食の時となったので、嶋右衛門はかねて漁師であったから、釣っておいた鯛を自分の食事にあて、一休に対し「御僧には精進料理を差し上げねばなりませんが、御覧のとおり外に食物はありません。どうしましょうか。」と尋ねた。一休は「差し支えないから私にも貴殿と同じ食物をください。」と答えたので、鯛三献を出してともに食べた。

その後で一休は、たらいに塩水を汲んでもらい「かっー」とせき上げると、今食べた鯛が元の姿にかえって泳いだ。嶋右衛門はその有様をつくづく見ていたが、「さて貴僧の力は如何にも見事なものですが、食べたものを吐き出してもとの様に生き返らせるのはどういう意味でしょうか。」と問う。一休はこれに答えて
「われは仏僧の身でありながら魚を食べたから、これを成仏させるためもとの様にたすけてやったのです。如何ですか。」と言った。そこで嶋右衛門は「成仏させることについては私は少し違います。魚を食べてわれわれは身命が助かるのですから、魚は食われて人を助けたと心得て成仏しています。成仏の証を見せましょう。」
と言ってうつわに水を入れその中にせき出したものを見ると、蓮の台座の上に弥陀、観音、勢至の三尊が現れたという。一休は驚いて狂歌を詠んだ。

釣に出て 身はさぶ島のやれ衣
布施にきて見れば浄土なりけり


このことがあってからこの浦のことを浄土ヶ浦と言うようになった

つまり一休さんが隠岐に訪れ、地元の漁師とともに食べた鯛で神がかり的なことを行い、最終的に一休さんがこの浦は極楽浄土みたいだと謳ったという伝説なんです。

面白い伝説もあり、山水画の様な美しい景色もあり、島の海遊びの選択肢の一つとして、また行ってみたいと思います♪

浄土ヶ浦

住所:島根県隠岐の島町浄土ヶ浦

交通:西郷港から車で40分

電話:隠岐の島町観光協会 08512-2-0787

離島移住ライター/島のふるさと納税担当(隠岐郡・出雲市)

島根県隠岐郡に住むマサヒロと申します!世界一周、台湾でのカレー屋開業、人材会社のタイ国駐在員を経て、隠岐諸島に移住いたしました。現在は島のふるさと納税担当として、島の美味しいものや、旬のもの、楽しいイベントの情報を発信しております。隠岐諸島だけでなく、島根県全体での情報も発信をしていきます!

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