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七草の大根とかぶの皮は「むかない」が正解!七草を楽しむコツ3選

鈴木かゆお粥研究家

お粥研究家の鈴木かゆです!

1月7日は人日の節句。1年間の無病息災を願い、七草粥をいただく日です。

今回は七草セットを使った七草粥をおいしくいただくコツを3つご紹介します。

1. 大根とかぶの皮は「むかない」が正解

七草セットに入っている大根とかぶは、若い子です!

と〜ってもみずみずしいため、皮をむく必要はありません。

煮崩れ防止になりますし、皮に詰まった栄養もおいしくいただくことができます。

ぜひ、皮付きでみずみずしさを堪能しましょう。

2. 大根とかぶの葉っぱも大事な食材

葉っぱつきの大根(すずしろ)とかぶ(すずな)に出会えたら、是非葉っぱもおいしくいただきましょう

特にかぶの葉っぱはシャクシャクとした歯触りが七草粥のアクセントになります。

他の葉物と一緒に調理しちゃいましょう!

3. 見た目的には七草は少量がおすすめ

最後に見た目のこと。

具沢山の七草粥のほうがきれいかと思いきや、お粥に対して七草が少ないかな〜というくらいのほうが見た目よく仕上がります

具体的には、1合のお粥(お茶碗4〜5杯)に七草1パックだと多いくらいです。

白い絵の具に色を足すと、ほんのちょっとでも色が一気に変わるように、七草粥もちょっとの緑でパッと染まるのです!

お粥に七草を混ぜ込むときは、ぜひ様子を見ながら少量を混ぜ込んでみてくださいね。

まとめ

以上、七草粥を作るときのコツ3つご紹介しました。

七草をわざわざ揃えなくても家であるもので……という考え方もありますが、せっかくのハレのお料理。七草のひとつひとつに意味を与え、ていねいにお料理をして、無病息災を願いながら、ありがたくいただく。

七草粥はとてもすてきな文化だと私は思います。

一方で、多くの街で七草を摘んで揃えることがますます難しくなってきました。年末年始返上で出荷作業にあたり、七草の文化を継承してくださっている七草農家の方々にありがとうの気持ちでいっぱいです。

無病息災を願う、あたたかくてやさしい、すてきな文化が、ずっとずっと続きますように。

そして、たくさんの方にすこしでもほっと温かな時間が増えますように。

お粥研究家の鈴木かゆでした!

お粥研究家

お粥研究家。24時間おかゆのことを考えている人。「食事でじぶんを整える」をテーマに、毎朝の自分の体調に合わせたおかゆを作っている。各種メディアでお粥レシピ/レポ/歴史/文化などを発信中。JAPAN MENSA会員。

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