こんにちは！地域情報発信ライターの佐藤らなこです。

にかほ市にピザ屋がオープンしたとの情報を小耳に挟み、早速行ってきました。

オーナーシェフは、にかほ市象潟ご出身の篠原秀和さん。世界の料理人トップ100に選ばれた著名人です。このたびイタリアからUターンし、2023年7月30日にピザ屋「まさえんzero」をオープンしました。

にかほ市のみならず秋田県を元気にしたい、それは日本中を元気にすることに繋がると熱く語ってくださった篠原さん。「まさえんzero」はそのプランの第一章だそうです。

なんだかとっても楽しそうなことが、にかほ市象潟町小滝で始まりましたよ！

7月30日新規オープン！

「まさえんzero」については、にかほ市の広報８月１日号にて特集が組まれていたので、住民の方はお店がオープンしたことをご存じかもしれません。

オーナーシェフの篠原さんは、東京やイタリアで高い評価を得てきた経歴や著名人であることを一切ひけらかすことなく、とても気さくにお話を聞かせてくださいました。

一緒に働いていらっしゃる篠原さんの奥様やイタリアから来られた和食職人の水野さんもとても優しくて、初めての訪問と数時間の滞在で私はすっかりファンになりました。

おいしいピザが食べられることはもちろんですが、シェフのお人柄が醸し出すこの温かい場所「まさえんzero」に自然と人が集まってきている気がします。

所在地とアクセス

「まさえんzero」があるのは旧上郷小学校の近くです。JR象潟駅からは車で約10分、日本海東北自動車道の象潟ICからは車で数分の県道58号線沿いにあります。

日本海側を走る国道７号線から鳥海山方向に県道58号線に入ってきた場合は、写真の案内標識が目印となります。この標識のすぐ下、道路右側に「まさえんzero」があります。

※にかほ市にまだ土地勘がないため、うまく所在地をお伝えできていないかもしれません。私と同じようにこの辺りの道に詳しくない方はナビ設定をよろしくお願いします。

こちらの建物が「まさえんzero」です。お店のことを教えてくださった方が「白い建物なのですぐわかると思います」とおっしゃっていましたが、その通りでした。

白ってちょっとリゾートっぽい雰囲気もありますよね。今ぐらいの季節だと、青い空と緑に白はとても映えます。

イートインもテイクアウトもOK!

私が訪問したのはオープン後３日目でした。まだそれほど認知されていないかなと思っていたのですが、次から次へとお客さまが来店されていて驚きました。お昼12時過ぎにはピザ生地がSold outしてしまうという盛況ぶり！

「まさえんzero」ではイートインもテイクアウトもできるのですが、いずれにしても来店前に電話をして状況を確認された方がいいかなと思います。

特にテイクアウトは店頭で注文するのではなく、事前の電話注文がベストです。

お店の中は厨房とカウンター６席のみ。カウンター席からは、調理している様子が見えます。

「まさえんzero」は外の席が充実しています。イートインするなら、外の席がおすすめです！

天気がいい日は最高に気持ちがいいですよ。周囲に建物がほとんどないので、どこまでも広がる青空に鳥海山も望め、風が吹き抜けていきます。

メニュー

ピザメニューは８種類考えているそうですが、今のところはマルゲリータ、ディアボラ、サルシッチャ アボカド、クアトロ フォルマッジの４種類のみの販売です。

マルゲリータ以外、「どんなピザかわから～ん！」という方はいらっしゃいませんか？はい、私です！でも、メニューボードに具材を書いてくださっているので選びやすいと思います。

ちなみに今後は、近くにある「湯の台食堂」とコラボしたピザも販売予定だそうです。チャーシューとメンマがのったピザ！？どんな味だろう。食べてみた～い！

看板商品：マルゲリータ

看板商品はマルゲリータとのことなので、今回は迷わずに注文！

１人で１枚食べられるかなとちょっと不安に思ったのですが、何の問題もありませんでした。サイズは25cm。１人で２枚ペロリと食べる方もいるそうですよ！

その理由は食べてみたらわかります。大きさや量がどうこうというよりもおいしくて手が止まらなくなるんです！

独り占めしたくなるぐらいおいしいピザですが、我が家の場合、夫にうらやましがられることを想定して半分持ち帰ることにしました（笑）

※テイクアウトする場合は箱代100円がかかります。

ピザを焼くのにはガス式の釜を使用し、生地とトマトとチーズはイタリア産とのこと。

とにかく生地がおいしいんです！カリッとした部分と噛めば噛むほど味わい深いモッチモチ感がたまりません！

イタリアポテトグリル

サイドメニューのイタリアポテトグリルもいただきました。このポテト、ホクホクで香ばしくて甘くておいしかった～。こういう形状やカットのポテト、なかなかお目にかからないかなと思います。ピザと一緒にぜひどうぞ！

篠原さんのプロジェクトの始まり

冒頭にも記載しましたが、ピザ屋「まさえんzero」は篠原さんのプランのほんの始まりに過ぎません。

「つらいことや悲しいこともあるけれど、世の中には楽しいことがたくさんある、そういうことにもっと目を向けてほしい。〝 食べること 〟を通して、それを伝えていきたい」と篠原さんはおっしゃっていました。

第六章までプランがあるそうで、すべてお話してくださったのですが、どれもワクワクするものばかりでした！ここでは長くなっちゃうので割愛しますね。興味のある方は「まさえんzero」に足を運び、篠原さんに直接聞いてみてください。

プランのうちのひとつをちょっとだけ...
（※篠原さんから記載する許可はいただいております）
写真は「まさえんzero」の敷地内なのですが、この鳥海山を望む場所にバレルサウナを設置して、出会いや交流の場にしたいとのことです。

どれも本当に実現するだろうと私は確信しました！「こうやって言えばさ、やらなくちゃってなるよね！」と明るく笑って話す篠原さん。これからがとっても楽しみです。

まずは皆様、ピザを食べに「まさえんzero」へGO～！

※本取材ではまさえんzeroのオーナーシェフ 篠原様のご協力により、お食事を無償で提供いただきました。本記事制作にあたってはガイドラインに基づき公平中立に制作しています。