神戸市で人気の洋食ランキング上位にランクインする「神戸トルコライス」。数々のメディアでも取り上げられている行列ができる洋食店です。いつも長蛇の列で人気のほどがうかがえますが、果たして行列を避けて行く方法はあるのでしょうか？ 人気メニューの「えびトルコ」と併せてご紹介します。

「神戸トルコライス」があるのは神戸市兵庫区荒田町3丁目。神戸大学医学部附属病院のすぐ近くです。神戸市営地下鉄大倉山駅からは徒歩約8分。

長崎県のご当地グルメ「トルコライス」を神戸風にアレンジして提供する「神戸トルコライス」のメニューはとんかつ入りの「かつトルコ」とえびフライ入りの「えびトルコ」が基本。どちらも並で、1200円（税込）ですが、両方食べたい方やえび、かつ多めに食べたい方向けに「かつ＆えびミックストルコ（1800円 税込）」、「かつえび（1500円 税込）」、「えびトリプル（1500円 税込）」「かつダブル（1600円 税込）」も。

細かいアレンジも自由自在。分量を「小」「下だけ小」「ちょい（大）」「大」「あいだ」「とく」と6段階に調節できるだけでなく、かつの脂身量も選べます。また、えびをカットしたり、いらない具材を抜いたりもOK。

時価でお子様向けの「おこさまトルコ」も作ってもらえます。しかも、お子様に限り食べ終わった食器を運ぶと100円チップというサービスも。子連れにも嬉しい洋食店なのです。

店内はそれほど広くはありませんが、とにかく店員さんがとても親切、フレンドリーで、ズムーズに案内してもらえます。行列ができている時は10〜40分ほど待たされることが多いですが、おひとりさん優先で案内してもらえるのも嬉しいですね。

そんな行列必至の「神戸トルコライス」。できるだけ行列を避けて行くには、ズバリ14時頃〜閉店時間の15時。ただし、営業時間のところには「15：00前」「仕込みが無くなった時は早く終わります」と書かれているので、事前にお店に電話で確認することをおすすめします。

筆者が訪れたのは平日の14時10分頃なのですが、すぐに入店できました。ただ、14時過ぎにもかかわらず満席で、店内で5分ほど待つことに。一人用のカウンター席はいっぱいで、とりあえずカウンター席が空くまでということで4人席に案内。この臨機応変な対応がいいですね。

14時20分頃にお客さんから電話があり、聞き耳を立てていると、どうやらお店まで20分ぐらいかかる場所にいるらしく、今からでも大丈夫かどうかの確認でした。店員さんは「できるだけ早足で！」と答えてましたね。

こちらがカウンター席です。

注文して約5分で注文したえびフライ入りの「えびトルコ」がテーブルに！提供時間は結構早いです。空いている時間帯ということもあるのかもしれませんが。混んでる時はもう少しかかるみたいです。

えびフライが立ってます！

見た目も映える！

1人用のカウンター席は空いたのですが、もうこの時間はお客さん来ないだろうということで、このまま4人用の座席で食べさせてもらえました。もし2人以上のお客さんが来られたらカウンター席に移動ということで。このあたりもお客さんの気持ちを汲んでくれる臨機応変な対応で嬉しいですね。そういうのできない杓子定規なお店も多いですから。

少し酸味のある甘めのデミグラスソースにたっぷりタルタルソース、ゆで玉子にライス、スパゲッティー、サラダとそれぞれのバランスが絶妙で、最後まで飽きずに食べられます。大人向けのお子様ランチって感じですかね。

えびは衣サクサクで身はぷりっぷり〜。

スパゲッティーも美味しい〜。

Xでは動画で「えびトルコ」を紹介しています。

コーヒーがセルフで無料なのも嬉しいですね。コーヒー付きで1200円はお得です。

長崎県のご当地グルメ「トルコライス」を手軽にいただける「神戸トルコライス」。アレンジ自由自在のメニューに、お客さんの立場にたった臨機応変で丁寧な応対の店員さん、そして美味しい「トルコライス」と、行列ができる人気店である理由がよくわかりました。

今回、できるだけ行列を避けて14時台に行く方法をご紹介しましたが、日によっては13時台でも早めに案内されることがあるかもしれません。もちろん多少の待ち時間はかまわないという方やお昼休みしか行けないという方にもおすすめです。行列できてても回転は早そうですし、おひとりなら優先的にカウンター席に案内してもらえます。あとテイクアウトもOKですよ。