【橋本市(高野山エリア)】食べてみたら激ウマ郷土料理。切り干し大根×●●の組み合わせ
「ふるさと四季の行事と郷土料理」
ー子や孫に伝えたい食文化ー
橋本市伊都農業改良普及所 平成2年発行
より、気になるレシピ「切り干し大根の煮付け」をご紹介。
子どもの頃に私が食べていた母親の家庭料理では、切り干し大根を使った料理は精進料理のようなアッサリ系のイメージでしたが、この本には挽き肉と合わせて調理するレシピが掲載されており、ちょっとびっくり。
郷土料理の本に載るくらい昔から食べられていたようです(高齢者への実際の聞き取りに基づいて書かれています)。
そこで実際に美味しいのか?が気になっていたら、家庭料理に手慣れた橋本のおばあちゃんが再現してくれました。
(材料は似ていますが、この本のレシピ通りではありません。この本のレシピは後半に掲載)
その味は、非常に美味しい!
切り干し大根は嫌いでは無いものの、一度に食べても小鉢くらいの量でそんなに食べられないはずが、豚ミンチから出る脂のおかげで切り干し大根が旨い!
切り干し大根もどんどん食べられるし、ご飯のお供としても美味しいメニューでした。
良ければ皆さまにも一度作ってもらえたらと思います。
本に掲載されている『切り干し大根の煮付け』
材料と分量
・切り干し大根 50g
・豚ミンチ 150g
・油 大さじ1
・酒 大さじ2
・さとう 大さじ2
・淡口醤油 大さじ4
作り方
1) 切り干し大根を水洗いして、ぬるま湯にしばらく浸けてザルにあげて水気を切る
2) 熱した鍋に油を入れて豚ミンチ肉をいため、色が変わったら切り干し大根を加えて、更にいためあわせる
3) 次に2カップのぬるま湯に酒を加えて煮る。煮え立ったら砂糖を加え、次に醤油を入れて汁がなくなるまで煮る
4) 調味料は順序通りに入れるのが美味しく出来上がるコツです