【西宮】本巣ヱのフワとろ食感たまごパン!イートインでお好みのトッピングも
2021年2月のオープン当時から購入のために長い列ができていた、大人気の本巣ヱ。たまご専門店だけに、使用されるたまごにはかなり拘りがあります。
遺伝子組み換え飼料ではなく昔ながらの餌で丁寧に育てられた鶏から産まれたたまごで、丹波の養鶏場から取り寄せているそうです。だから、たまご風味がこんなに濃厚なのか~と納得です。
店構えは苦楽園という場所柄にぴったりでとてもモダンでお洒落。コンクリートと木、ガラスが調和するオリジナルな空間になっています。夜は、レジ後ろの壁の木のタイルの隙間からこぼれるライトの光で、店内の雰囲気がさらに素敵になるのだとか。
テーブルやソファもシンプルで素敵。和風なような、洋風なような。
お目当てのたまごパンは、1日3回焼くそうですが、ちょうど焼きあがる頃に行ったこともあり、カウンターにずらりと並んでいました。
ところが、見ている間にも次々とお客さんが現れ、カウンターのたまごパンがどんどん減っていきます。「やっと来れたー。いつも並んでたから」という方も。
たまごパンは、巨大なサイコロのようなコロンとした形。上部はこんがり焦げ目がついています。一見小さい食パン一斤に見えるため、「小さい!」と驚く方もいらっしゃるとか。
パンだけどパンじゃないのが本巣ヱのたまごパンの特徴。
ずっしり重いのです!
イートインなら、素敵なカトラリーでサーブしてもらえます。しかも、お好みでトッピングが可能。たまごアイスやキャラメルソース、カスタードクリーム、抹茶ソースなど約13種の中からお好きなものをチョイス。テーブル横に入っているメニュー表にチェックを入れてオーダーする仕組みです。トッピング用のソースやクリーム、アイスも全部店内の厨房で手作りしているそうです。
たまごパンは、そのまま食べても美味しいから、トッピングをしようかしまいか迷いますが、トッピングも種類が多すぎてさらに迷いそう。
店長の金丸さんによるとおススメは、フレンチトースト。テーブルに運ばれる小さな鉄板にバターを乗せ、溶けたところにお好みのサイズに切ったたまごパンを乗せて両面をこんがり焼きます。
カスタードを乗せて焼く”とろけるたまごパン”なんていうバージョンもあります。
たまごパンをテーブルで自分でカットして焼いて、ゆっくり味わって食べる。優雅すぎる!美味しさプラス素敵体験も味わえそう。
本巣ヱには、たまごパン以外にもオムレットとプリン、そして焼き菓子4種があります。ワッフルがこれまた美味しそうなのです。栗やさつまいもなど季節ならではの風味のものも。ショーケースのデコレーションも、材料を飾っているだけと言えばそうなんですが、飾り方が計算されています。
オムレットの生地もたまごパンなんだそうです。だからこそフワとろ食感のオムレット!
そしてさらには、プリンにも上部に蓋のようにたまごパンが乗せてあるとか。これは絶対美味しいですよね。たまごパン1つでどれだけ働くんだろう……と思うくらいの働きぶり。
お持ち帰りの場合は、こんな素敵な箱に入れてもらえます。オススメの食べ方のフライヤーとお手拭き、木製の小さなスプーン付き。
早速フレンチトーストにしてみました。
こんがり焦げたバターがたまごパンに絡まって絶妙に贅沢な味に。しっかりデザートっぽい味が好みの方にはぴったりだと思います。
個人的には何もなしで十分すぎる美味しさだと感じました。
お話に聞いていたように、一見小さいけど1個食べるとかなりお腹いっぱい……。
お値段はイートインもテイクアウトも680円(税込)(トッピングは別料金)。小さめの食パンだと思ったら高いかもしれませんが、パンであってパンじゃない本巣ヱのたまごパン。ボリュームもあるし相応だと思います。
焼き立ての温かいものも、冷めたものも美味しいし、トースターで少し温めることもできます。パンだけどパンじゃない本巣ヱのたまごパン、近所に住んでいたらはまりそうです。
木巣ヱのたまごパンについて、さらなる詳細は私のブログでも紹介しています。良かったらご覧ください。
【本巣ヱ 苦楽園】
住所:兵庫県西宮市菊谷町1-28-1階
電話番号:0798-31-5855
定休日:月曜(祝日の場合は火曜)
営業時間:10時~18時(売り切れ次第終了)土日祝は~18時30分
アクセス:阪急苦楽園徒駅徒歩6分