寒い季節にあたたかなひと時を提供してくれるこたつ。寒さ厳しい冬、こたつに入ってゆっくり過ごすのは幸せですが、せっかくの年末年始、冬休みはおでかけもしたい。でも、寒いのはイヤ！ そんなワガママをかなえてくれるのがこたつに入って楽しめるイベントです。

こたつゾリで雪上を滑る、ホテルの贅沢なバーでこたつ、こたつで熱唱などなど、屋内・屋外でこたつに入りながら楽しめる、ユニークで贅沢なイベントをご紹介します。

■ソリごたつ

☆おすすめポイント☆

• こたつ布団に入ったまま雪の上を走行！
• こたつの上にはリモコンやみかんも置かれるこだわり

六甲山スノーパークで行われる60周年記念イベント企画のひとつが「こたつゾリ」です。ぬくぬくしながら雪遊びを楽しみたいという夢をかなえてくれます。「こたつ」の形をしたソリにはこたつ布団が掛けられ、天板にはかごに入ったみかん、リモコンまで設置されるなど細部までリアルを追求。

ひとりで乗れるお子様が対象ですが、乗れない人でも写真撮影専用の「ソリごたつ」フォトスポットが設置されているので、記念撮影が楽しめますよ。

※ウェアやスノーシューズ、雪ゾリ等のレンタルは別途料金が必要
※ソリごたつのソリはスノーチューブ仕様

■ゆらゆら空中こたつ＆ブランコこたつ　

☆おすすめポイント☆

• 宙に浮かぶこたつで楽しめる
• あえて屋外で軽井沢の冬の雰囲気を感じる

避暑地として人気の軽井沢、冬は氷点下の日もあります。しかし、その凛とした寒さと静けさも魅力なのだとか。そんな冬の軽井沢の魅力を感じてもらうため、「星野リゾート　BEB5軽井沢（ベブ）」では、あえて外に出たくなるよう屋外にこたつが設置されています。

注目ポイントは宙に浮いた「ゆらゆら空中こたつ」！ さらに今年は新たに世界初（※）「ブランコこたつ」が登場しました。ハンモックのように浮かんでゆれるこたつは、これまでにない新体験ができそう。ゆらゆら揺れるからこそより楽しい、ぐらぐらゲーム、バランスゲームなども無料で貸し出されます。

※2023年8月「ブランコこたつ」が実在するかを調査 自社調べ

さらに、こたつで食べるおやつと言えば、みかんやアイスが定番ですね。バニラアイスの上に、自分で凍ったみかん好きなだけ削ってトッピングできる「みかんアイス」も販売されます。温かいこたつでぬくぬく過ごしながら食べるみかんアイスは格別！こたつタイムをより一層楽しめます。

■こたつ×カラオケの新スタイル「こたカラ」

☆おすすめポイント☆

• こたつカラオケで盛り上がる！
• ちゃんちゃんこ、みかんも無料サービス

カラオケパセラの銀座・新宿・渋谷の各店舗で、こたつ×カラオケの新スタイル「こたカラ」が冬季限定で提供されています。最近、住宅スペースの問題や単身世帯の増加により、都心部ではこたつの保有率が低いと言われているそう。そこで東京のど真ん中でカラオケをしながらくつろげる、こたつルームが登場しました。

料金は通常のルーム料金と同じなのが嬉しいポイント。さらにこたつのお供である「みかん」、「ちゃんちゃんこ」の無料提供サービスもあります。年末年始、友達や家族とパーティーをする方は、こたカラを会場にするとさらに盛り上がるかもしれません。

こたつでゆっくりお鍋やスイーツなどを味わったり、あえて何もせずまったりしたりする過ごし方もおすすめです。

■The TOWER BAR

☆おすすめポイント☆

• きらめく東京タワーを見ながらこたつでくつろぐ
• 神前式の式場がバーに。「日本の和」を体感

ザ・プリンス パークタワー東京にて、普段は神前式を行う会場として利用されている神殿「神明」を特別開放した、期間限定のバーがオープンします。畳の室内と東京タワーを独り占めできる庭園は、和傘、花札、畳とこたつなど、和を感じる装飾が施され特別な日本文化体験ができます。

こたつに入っておせんべいを手焼きしたり、日本酒と和食を楽しんだり、お正月にもぴったりなイベントです。さらに東京タワーに見立てたポテトサラダ、芝公園の緑と東京タワーの赤をモチーフにしたいちごパフェなどのメニューも。 東京タワーを見ながら素敵な空間でゆったり過ごしてみては。

ゲレンデから贅沢なバーまで、寒い冬でも楽しめる変わったこたつイベントを紹介しました。最近のこたつは自宅でゆったり過ごすものから、出かけた先で体験するものになりつつあるのかもしれません。変わった企画や、特別な空間で、日本の伝統的なこたつが新しい形で息づいています。こたつを囲んで楽しめば、冬の寒さすら良い思い出になりそうですね。

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