市川市民憩いの場、里見公園。里見公園は入り口から見て左手にバラ園があります。噴水を取り巻くように多くの品種のバラが植えられています。

市川市の花でもあるそのバラが今まさに見ごろの絶頂期。深紅、ピンク、黄色、白色ととにかく心が躍る色彩の祭典。

一口にバラといっても品種ごとに大きな特徴があります。形状によって大きく３タイプに分かれます。一つ目はブッシュ形状型で、太い枝で自立しているものをいいます。

二つ目がシュラブ形状型で、ブッシュ型より枝が細く長いもので、花が咲くとその重みで枝先が垂れるものをいいます。

三つ目が、クライミング形状型で、枝が長く伸びるため壁面やアーチに適したものです。

里見公園のバラ園の入口から３時の方向のアーチが実に見事で、まるで絵画の世界に紛れ込んだようにフレームいっぱいのアーチのバラ。その奥に噴水とバラの構図。

他にもオレンジが鮮やかな「さかきの輝き」。

ピンクのグラデーションが美しい「レインボーノックアウト」

真っ白な「真珠貝」なんて粋なネーミングも。

紫がかったピンクの「ブルーボーイ」など、ひとつひとつの花の色や形、品種の名前を確かめていると時間を忘れてしまいます。

皆さんも色彩の園に飛び込んでみては！

【里見公園】
住所：市川市国府台3-9
駐車場：あり（無料、8：00～17：00）