【日南市】地域貢献への想いがこもった農産物直売所の「ほんのえき」で地元の魅力を再発見
私が、日南市に移住した時からずっと気になっていた、『ほんのえき田中屋 田中書店日南2号店』さん。
本の駅?農産物直売所?全く想像もつかない組み合わせですが、生粋の日南市民の妻には、当たり前のように受け入れられていました。
「新鮮な野菜が置いてあって、本もあるから楽しいよ〜」
これは絶対に自分の目で確かめたい。日南市民に受け入れられている理由が知りたいとお店にお邪魔しました。
『ほんのえき田中屋 田中書店日南2号店』さんは、全国初の書店内直売所として約9年前にオープン。
店内には、雑誌、マンガ本、参考書など一般的な書籍の横に、日南市、串間市の生産者さんが作った新鮮な農作物が並んでいます。
野菜、お米、生花、鮮魚の他にも、惣菜や地元のパン屋さんのパンなど、日南市、串間市の魅力が凝縮しているお店です。
毎朝、9時30分から10時30分にかけて惣菜などが並べられるとのことでその時間帯にお邪魔しましたが、生産者さんとお客様で活気に満ちていました。
本を購入できて、新鮮な食べ物も並んでいる楽しいお店ではありますが、日南、串間を感じるこの活気、空気感は何だろう?
本屋と農産物が一緒になった「ほんのえき」という組み合わせがどの様に生まれたのか、そこに答えがあると考え、オーナー様に話を聞いてみました。
「本の売り上げが業界的に下がる中で、地域貢献として地域のために何か出来ることはないかを考え、本屋と農産物の組み合わせの直売所にたどり着きました」と答えていただきました。
地域貢献への熱い想いと生産者さん、消費者の気持ちが重なり合って「ほんのえき」が成り立ち、日南市、串間市の活気が詰まっているんだと納得できました。
新鮮な農作物と本。異色の2つをつなぐ熱い想い。日南市、串間市の魅力がつまった「ほんのえき」に足を運んでみてはいかがですか?