【神戸市】toiroティーンズ食堂、「知る。考える。行動する。」を合言葉に未来への選択肢を広げよう!
toiroは、「知る。考える。行動する。」を合言葉に、若い世代の方たちの選択肢がひろがることを願い、神戸市垂水区小束山を拠点に活動されている市民グループです。
toiroではいろいろな活動をされています。活動の柱は、子ども食堂とティーンズ食堂です。そして、それに合わせての食糧支援(Smile keeper)と自主学習室(SSR=self study room)があります。近所に農地を借りた畑では、種まきから収穫・加工まで、子どもたちと一緒に野菜を育てています。相談窓口(moyahare)も運営されています。
2024年4月28日、活動の中心であるティーンズ食堂(毎月第4日曜@小束山福祉センター)にお邪魔しました。
現在のところティーンズ食堂を利用する若者はまだ少ないようです。しかし、利用が必要な若者が身近にもっといるはずだとtoiroでは考えています。そして、ティーンズ食堂のことをより多くの若者に知ってほしいと願っています。
ティーンズ食堂の食事の準備や後片付けなどはすべてボランティアさんが担っています。垂水区以外から参加されている方もいらっしゃいました。
毎回の献立は、寄付でいただく食料品と自分たちで育てた野菜を組み合わせ考えられています。さらに、実際に調理しながらアレンジを加えるなど工夫されています。
お邪魔した時に準備されていたのは、お野菜たっぷり、品数も多く、とてもバランスの取れたお食事でした。野菜が不足しがちなティーンズにぜひ食べていただきたいと考えられた献立内容です。
toiro代表の篠原恵美さんは、若者の興味をひろげ、未来への選択肢を増やしたいと願っています。その願いを実現する一歩として、ティーンズ食堂ではいろんな職業や経歴をもつゲストを招待してお話をしてもらっています。
この日はプロの漫画家まんまるいちかさんが、講師としてご自身の経歴やお仕事についてお話されていました。ティーンズとボランティアの皆さんは、まず食事をいただきながらお話を聞きます。お話の後は、質問したり、思ったことを伝える時間です。参加ティーンズがとても積極的に発言されていたのが印象的でした。
ティーンズ食堂と同じ日に自主学習室(SSR=self study room)も開設されています。こちらがSSRの自習スペースです。ティーンズだけで勉強したり、おしゃべりしたりと楽しそうに過ごしているようでした。
toiroでは、若者の興味をひろげて「生きること」を楽しんでもらいたいとさまざまな活動をされています。必要とされているティーンズがいればぜひお声がけください。
小束山地域福祉センター
兵庫県神戸市垂水区学が丘7丁目1−29