【加古川市】播磨地域を拠点にするチェントクオーレハリマの2024シーズン開幕前インタビュー!
加古川・高砂など播磨地域を拠点に活動するサッカーチームCento Cuore HARIMA(チェントクオーレハリマ)の2024シーズン関西社会人サッカーリーグDivision1が4月13日土曜日から開幕します!
練習後に、佐野裕哉監督にお話を伺ってきました!
今年のチームについて「ゴール前のシーンが増える」
――今年のチームについて教えてください。
佐野裕哉監督「昨年の後半くらいから準備してきたこと、やろうとしてきたことを選手たちが少しずつ理解してきて、そこにプラスアルファで新しい選手が入って、いろんなものをチームに与えてくれて、いろんな変化が起きました」
――昨年は走るチームにというお話がありました。
佐野裕哉監督「ベースはもちろんそこ。さらに考えて走れないと今自分たちがやろうとしてることへの理解も難しいと思う。新加入の選手も増えて、準備もずっとしてきたので、今は開幕がすごい楽しみです」
――試合の見所は。
佐野裕哉監督「観てて面白い、ゴール前のシーンはたぶん増えると思う。ちょっとリスクを負いながら、もちろんリスクマネジメントはしつつ、点を奪うために人数をかける。
人数をかけるけど、誰がそこに行っていいか、誰がリスクマネジメントをしなきゃいけないかというところまで準備がしっかりできている。守備のプレスでも誰がどこにという準備ができています。
試合中、誰がどこのポジションなんだろうっていう面白さもあると思う。それくらい人が動く。もちろんそれは規律の中で」
――新加入の選手はどうですか。
佐野裕哉監督「去年からやろうとしてることに、新加入の選手が入って、もっと質を上げることができた。上のカテゴリーでやってきた選手たちは理解も早い」
――昨年は夏場の試合が大変だった印象ですが。
佐野裕哉監督「自分たちでボールを優位に保持していくような試合運びをしていきたい。あとは誰かがきつくなるんじゃなくて、極力みんなの走行距離が同じくらいになるようにしたい」
――今のチームの雰囲気はいかがですか。
佐野裕哉監督「新加入の選手も明るい選手も多いし、新しく来た選手もちゃんと融合できてるんじゃないかな。これがウチの雰囲気なので。トレーニング中はバチバチにやりあうけど、ピッチから離れたらしっかり喋れる関係性」
監督3年目のシーズンに向けて
――監督として3年目のシーズンですね。
佐野裕哉監督「もちろん大きな目標としてJFL昇格はありますが、そこを見据えるよりは、目の前の1試合に対して、どれぐらい準備できるか。どれくらい伝えられるか。試合になれば監督にできることはほとんどないので、そこまでの時間でどれだけその1試合に対してフォーカスできるかっていうその積み重ねです」
――昨年は佐野監督がプレーヤーとして出場する機会も多かったですが、今年はどうですか。
佐野裕哉監督「たぶん回数は減ると思いますよ。自分の考えを体現してくれる選手たちが増えた。試合に出るメリット・デメリットがやはりありますし」
ホームゲームについて
2024年シーズンは、日岡山公園グラウンド6試合、高砂市陸上競技場1試合で、チェントクオーレハリマのホームゲームが全試合「加古川・高砂」で開催されます。
――ホームゲームが全試合「加古川・高砂」で開催されることについてはいかがですか。
佐野裕哉監督「すごいありがたいですね。少しずつですけど、浸透しているのかなと。あとはやっぱりそういう時に結果を残さないといけない。たまたま観たときに感動するような試合を見せられるようにしたいですね。
上手いプレーとかいいプレーより、当たり前のことを当たり前にしっかりやって、最後まで走る。そこはもう基盤としてやっていく」
かこがわノートの読者に向けて
――かこがわノートの読者にはサッカーにあまり詳しくない人も多いと思うのですが、そういう人に向けてメッセージをお願いします。
佐野裕哉監督「きっかけはなんでもいいんです。格好いい選手がいる、面白そうとか。朝市(※)に来てたまたまサッカーしてるとか。入口は人それぞれだと思います。興味を持ってもらうために、チームとしていろんなところで活動しています」
※昨シーズン同様に2024シーズンも日岡山公園グラウンドでの試合ではムサシオープンデパート朝市とコラボ予定。
佐野裕哉監督「こういうリーグの試合は近くで観られるので、意外とこんなに迫力あるんだとか。人と人とがぶつかる音なんて普段は聞かないし、どんなこと喋ってるかまで聞こえます。生で真剣に大人たちがやってる姿を10メートルも離れてない距離で観られます。
来てもらえればほんとに楽しませられる。たまたま来た試合でいかにそういう人たちの心をつかめるかだと思っています」
佐野裕哉監督「広報やサッカー教室、地域活動などで選手たちも頑張ってやってくれてるので、そういうところで触れ合った時に応援してもらえるような立場にいないといけないとはいつも言っています。
選手もみんな仕事をしてるので、そこの職場でも、この選手がやってるんだったらちょっと応援に行ってあげようかな、とかね」
編集後記
満開から葉桜へ移ろいつつある日岡山公園のグラウンド横でお話を伺いました。
練習後の選手たちも充実した表情でグラウンドを後にしていました。
どんな試合を見せてくれるのかワクワクするようなインタビューでした!
今週末の4月13日土曜日、淡路島洲本市のアスパ五色台にてvsFC BASARA HYOGOのアウェイゲームから2024シーズンが開幕します。今年もライブ配信で試合の様子が観られます。クラブ公式アプリではテキスト速報やチャット機能もあるので、ぜひダウンロードしておきましょう。
日岡山公園グラウンドでのホームゲーム開幕は、5月18日土曜日vs守山侍2000(16時キックオフ)です!
GM滝野さんによると、今年は応援グッズもいろいろと企画されているそうです。
ぜひ会場で一緒に応援しましょう!