【串間市】本当に甘酒!?食のプロが開発した砂糖、添加物不使用の「食べる十穀米甘酒」をテイクアウト
今回は、道の駅くしまから徒歩3分!甘酒のテイクアウト専門店『まるカフェ』さんをご紹介します。
甘酒の魅力に惹かれて串間市内外から健康志向の高いリピート客が足繁く通う人気店です。
店主の吉成 則子さんは、20年以上管理栄養士として働いてきた「食事・栄養のプロ」。病院や老健施設で栄養指導、献立づくりに携わってきました。
その経験を生かして、2018年に朝ごはんが食べられる発酵食カフェ『まるカフェ』をオープン。
「朝ごはんを見直すことは、食生活を見直すことに繋がります。健康で豊かな生活は食が要」と話す吉成さん。
管理栄養士として20年以上務めた経験から朝ごはんと発酵食の大切さに気づきました。そんな吉成さんが栄養学と麴ソムリエの知識を生かして辿り着いたのが「食べる十穀米甘酒」です。
「食べる十穀米甘酒」は、串間市にある松尾醸造場さんの「麹」と喜多米穀店さんの「宮崎県産米、国内産十穀米」を10時間以上かけてじっくり発酵しています。
米、麹、十穀米の配合、水分量などを研究し「米のやさしい甘味を引き出し、甘酒が苦手な人でも自然な甘味を楽しめるように」砂糖や甘味料を使用せず、一つひとつ丁寧に作られた、こだわりの甘酒。
「発酵食は腸内環境改善にとてもよい食材です」実は、吉成さんご自身も便秘に悩まされた過去がありました。「野菜や食物繊維を摂取しても改善せず、漢方を試してもダメ。発酵食で便秘が改善されたんです」
吉成さんは「まずは自分の体で試す」をモットーに甘酒を食べた後の血糖値の測定、腸内環境の変化などを事細かに研究をしています。
「お客様の健康を第一に考えて販売していく、それが栄養士の務めだと思っています」柔らかな人柄のなかにプロ意識を感じさせる魅力的な方でした。
「食べる十穀米甘酒」をヨーグルトと一緒に実食。実は、私は甘酒が得意ではありませんでした。
しかし、まるカフェさんの「食べる十穀米甘酒」は甘酒独特のクセの強い味が苦手だった私でも「これほんとに甘酒!?甘くて美味しい」と唸るほどの美味しさ。
砂糖不使用なのが信じられないくらい自然の甘みを感じるスイーツのような甘酒でした。
「栄養がぎゅっと詰まっているので大さじ1杯をヨーグルトや牛乳、豆乳に入れたり、砂糖の代わりに料理に使ったりするといいです」とのこと。甘酒を使った、さまざまなレシピを紹介していただきました。
お客様が安全に甘酒と向き合えるようにとレシピが公開されています。
「食べる十穀米甘酒」は、健康志向の高い30代女性に積極的に摂取されているようです。健康はもちろん美容食品としても注目されています。
私は、甘酒を使った、ぬか漬けにチャレンジしてみました。
【材料】
・ぬか 200g
・食べる十穀米甘酒 大さじ2
・沸騰して冷ました水 180ml
・塩 大さじ1
・塩もみした野菜
甘酒には発酵を促進する酵母や酵素が含まれています。これらの成分がぬか床に加わることで、発酵が活性化され、野菜がより早く発酵・熟成されます。また、甘酒を加えることで甘みが増し、よりコクのある味わいに。
ぬか床に野菜を入れて冷蔵庫の中で一晩寝かせます。
そして、完成したぬか漬けがこちら。
ぬか漬け特有の程よい酸味と野菜本来の甘みを感じる美味しさ。発酵により栄養価も上がり、心もからだも満足の味わいでした。
まるカフェさんの「食べる十穀米甘酒」は、串間市の特産品としてふるさと納税の返礼品に選定されています。店主の吉成さんが愛情とこだわりを持って作る甘酒で、からだにやさしいことを始めてみませんか?
甘酒の概念が変わるスイーツのような「食べる十穀米甘酒」です。
また、吉成さんは甘酒を使った「大甘酒和式ファスティングプログラム」を実施しています。管理栄養士である吉成さんの手厚いサポートを受けられ、誰でも簡単に取り組めるファスティングプログラムですので気になる方はお問い合わせください。