コスプレイヤーでYouTuberのギャクヨガです！
今回はコスプレ用の甲冑を作ってみました。

リアルに見えますが果たしてどの様に作っているのか、解説していきます。

尚、動画も作りましたので、じっくり作り方をみたい方はこちらもどうぞ。

パーツの切り出し

まずは、一通りのパーツをコスプレ造形向けボード(詳細は後述)からカッターナイフで切り出します。
型紙を使って切り出します、型紙はギャクヨガのサイトからダウンロードできます。

コスプレ造形向けボードとはコスプレ小道具等を作るのによく使われるボード材料です。
パッと見は発泡スチロールっぽいですが、柔軟性があり曲げる事ができます。
カッターで簡単に切れます。

具体的な商品名はCOSボード、コスプレボード、ライオンボード(コーヨーソフトボード)、EVAスポンジシート等、様々な商品があります。
商品によって厚み、サイズ、カラー等のバリエーションが異なりますが、加工の基本は概ね同じです。

当作例ではCOSボードを利用しておりますが、これを使うべきといった決まりはないので、まずはご自身が入手しやすい物を使ってみると良いでしょう。
販売店はヤフーショッピング・Amazon・楽天等のネット通販、アニメショップ、コスプレ関連店、一部手芸店、一部大型ホームセンター、100均(ダイソー、セリア)等です。
各商品の販売店やバリエーション等をギャクヨガのサイトにまとめてあります。

一通りのパーツをCOSボードから切り抜き終わりました。これから、この切り出したパーツをひたすら組み立てていきます。

組み立て

まずは胸のパーツを組み立てます。

赤丸で囲んだ部分を瞬間接着剤で接着します。

瞬間接着剤は100均の物でOKです。
接着しがたい場所は瞬間接着剤硬化スプレー(アルテコスプレー)を併用してます。
硬化スプレーを使うと素早く硬化するので作業がとてもはかどりオススメです。
硬化スプレーはホームセンターで売っています。

接着完了しました。

さきほどの胸パーツをこの本体パーツに瞬間接着剤で接着します。

接着完了しました。
続けて左右に別れたパーツを瞬間接着剤で接着します。

接着完了しました。

こちらは背面パーツです。
同様に接着します。

接着完了しました。

装飾します。COSボードを細く切ります。

フチに瞬間接着剤で接着します。

グルーガンで模様を描きます。

グルーガンとは樹脂のスティックを熱で溶かして打ち出す道具です。ホームセンターや100均で買えます。
接着したり、模様を描いたりと色んな事に使えます。

現状こんな感じです。

装着用のマジックテープをボンドG17やグルーガンで接着します。マジックテープは100均や手芸店で買えます。

ボンドG17はネバネバした液状の接着剤です。
小さなチューブでしたら100均で売ってます。
大量に使う場合はホームセンターで大きめのチューブや缶入りの物を使いましょう。

塗装

組み立て終わったので塗装に移ります。
塗料はラッカースプレーやプラモデル用の塗料、発色を良くする為の下塗り剤(造形ベース)等を使います。
道具はギャクヨガ自身は筆やエアブラシなど色々使ってますが、予算に応じてお好みの物でやりましょう。

まずは真っ黒に塗ります。

そして銀を塗ります。
尚、塗装に関しては冒頭で紹介した動画で見て頂くとよりわかりやすいと思います。

細部は筆で仕上げます。
これにて完成です。

完成

制作時間：8時間
材料費の目安：2000円

重量：200g

冒頭で紹介した動画もご覧頂くとより理解が深まります、是非ご覧ください。
またギャクヨガのサイトで、使っているボードの厚み、必要な材料道具一覧、材料の必要量、より詳細な作業工程、その他補足等詳しくまとめてます。実際に作る方はあわせてご覧ください。

使わない時は分解しておけます。

動画もご覧頂くとより理解が深まります、是非ご覧ください。

重ねて収納すれば場所をとりません。

最後に

実際に作る際はギャクヨガのサイトに記載した作業時の注意を必ずお読みいただき、安全に配慮し、怪我や事故の無い様にお願い致します。
万一事故や怪我が起きても自己責任となります。
難しそう、危険そう、と思った作業は省略などして進めていってくださいね。
では、みんなで楽しく作りましょう(*^^*)

ギャクヨガは他にもいろんな武器や防具、コスプレ衣装等の作り方をまとめてます。
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本作例制作においてクラッセ様より提供頂きましたCOSボードを利用しております。