季節を感じる割烹料理で日常にちょっと贅沢なランチタイムを@丹色【神戸市中央区】
![](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/kosakayuko/article/00191868/top_1644943889704.jpeg?exp=10800)
友人に「素敵なお店があるよ」と教えてもらい、1月の末に訪れたのは、まちなかレストランが点在する神戸元町の西エリアにある「新割烹 丹色 niiro(外部リンク)」です。五感を刺激する季節感あふれる料理で、割烹料理店初心者の私も楽しむことができました。
新割烹 丹色 niiro
予約で満席になることが多いそうで、早めに予約を入れ、この日を楽しみにしていました。
![目を引く和モダンな外観](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/kosakayuko/article/00191868/internal_1644942224391.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
![まごころをあらわす言葉「丹精」がこめられている](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/kosakayuko/article/00191868/internal_1644942255406.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
![昼 丹色御膳(¥1,980:税込)ミニ会席(¥3,850:税込)](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/kosakayuko/article/00191868/internal_1644942310593.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
![きびきびと動く板前さんが目の前で調理](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/kosakayuko/article/00191868/internal_1644942485492.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
丹色御膳
本格的な料理を味わいながらも、短時間で気軽に食べられるお昼の限定メニューを紹介します。
![鰤粕汁](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/kosakayuko/article/00191868/internal_1644942527662.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
先付の粕汁はあっさりとクセがなく、それとは対照的な鰤の味で、バランスがとれていて美味しかったです。
![八寸](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/kosakayuko/article/00191868/internal_1644942573532.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
お造り、煮物、焼き物などが一皿に並べられ「わあ!」と感動しました。中でも「菜の花と焼穴子」が最も私好み。間の黄色い、辛子と味噌の入ったクリームチーズがよく合います。
![菜の花と焼穴子 辛子クリーム味噌掛 など](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/kosakayuko/article/00191868/internal_1644942598801.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
そしてもう一つ、食べながら「おっ」と感じたのは、彩りや季節感の整った、「御野菜煮合せ」のパプリカです。ピクルスのようで、全体的なやさしい見た目とのギャップや、他の野菜とは違う味のメリハリがありました。
お酒にも合いそうな料理で「日本酒三種飲み比べ」なら、違う種類を少しずつ飲めるので「ランチにもおすすめ」とのことです。
![白菜と薩摩芋かき揚げ](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/kosakayuko/article/00191868/internal_1644942661202.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
秋になると恋しくなる「薩摩芋」、家族で囲む鍋の名脇役「白菜」、お正月に欠かせない「金時人参」など、秋から冬の定番をぎゅっと一つにまとめたかき揚げです。
![蕗ご飯](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/kosakayuko/article/00191868/internal_1644942692520.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
かき揚げのサクサク、蕗ご飯のコリコリは、その食感がよく、あっという間に食べてしまいました。ご飯にかけられた色鮮やかな胡麻の色は、お野菜の色だそうです。
「蕗」「菜の花」「鰆」などは、大寒を過ぎて春を待つ季節のうつろいを感じられる食材で、普段忘れがちな「季節を感じること」を堪能しました。
![最高に美味しかった柚子プリン](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/kosakayuko/article/00191868/internal_1644942731677.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
まごころこもった「おもてなし」
外は寒さの厳しい季節。先付けでからだを温め、粕汁や金時人参などの根菜を使うことで、からだを芯からあたためられます。「これから始まる食事をより美味しく味わえるように」という心遣いです。
デザートの前には、お腹が満たされたか声をかけてくださり、ご飯のおかわりをいただきました。2杯目には、胡麻ではなく海苔がかけられ、最後まで飽きさせない工夫が嬉しかったです。
その他にも、家庭料理で普段あまり使わないものを入れたり、家では手間がかかり敬遠しがちな料理を取り入れたり、季節感ある食材をふんだんに使ったりと、外食ならではというものを考案しているそうで、おもてなしの心が感じられます。
割烹というと、単純に高級日本料理というイメージがありましたが、丹色は、洗練された味や店の雰囲気を持ちながら、決して敷居の高い店ではなく、上質な日常を作り出すことのできる場所です。
仕事が上手くいったご褒美に、家事に疲れた息抜きに、たまには美味しいものを外で食べて気分をあげて、少しの時間だけ贅沢に使ってはいかがでしょうか。
テーブル席や個室もあるので、ご家族やご友人とゆっくり時間をかけて、会席料理を楽しむこともできます。どのお席も、事前の電話予約をおすすめします。
![飛沫パネルもしっかり設置済み](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/kosakayuko/article/00191868/internal_1644942836799.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
店舗情報
新割烹 丹色 niiro
公式HP / Facebook / Instagram
(上記全て外部リンク)
住所:神戸市中央区元町通3丁目13-1-1F
電話:078-599-8956
アクセス:
JR元町駅・西口より徒歩3分
阪神元町駅・西口より徒歩2分
地下鉄海岸線みなと元町駅・東口より徒歩4分
※専用駐車場はありません
営業時間:
11:30-14:30(13:30 L.O)
18:00-22:00(21:00 L.O)
定休日:日曜・月末の月曜・不定休有
※情報は、取材時点の情報です。最新情報は、公式HPなどでご確認ください。
※現在、昼のみ営業を行っていますが、
2/21(月)より通常営業再開予定です。(2/5時点情報)