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地名や店名としても有名な「王禅寺」に行ってみた/川崎市麻生区

みみライター(川崎市)

川崎市のみみです。

麻生区の地名に「王禅寺」と入っている場所が多いのはお気づきですか?「王禅寺」「王禅寺西」「王禅寺東」と3つの地区があります。公園や施設の名前にも使われていますよね。王禅寺を地図で探すと少し奥まったところにあり、名前は知っているけれど、実際に行ったことがない人もいるのではないでしょうか。

さて、大みそかといえば、除夜の鐘。私が小さかったころは、紅白歌合戦の後に、「ゆく年くる年」の除夜の鐘を聞きながら新年を迎えていました。大みそかはお寺のイメージが強いですよね。ということで、王禅寺に行ってみました!!

北原白秋も訪れた王禅寺

麻生区のHPに王禅寺の紹介が載っていました。

柿生の地名の由来とも言われている禅寺丸柿の原木が境内に保存されており、かながわの名木100選に選ばれている。この禅寺丸は日本最古の甘柿とも言われている柿である。「王禅寺に憩う」を執筆している北原白秋をはじめ、多くの文人が訪れているお寺。近くに芝生の広がる王禅寺ふるさと公園がある。

王禅寺ふるさと公園のすぐ近く

王禅寺ふるさと公園のすぐ近くにあるお寺のようです。せっかくなので、王禅寺ふるさと公園を経由して王禅寺に向かうことにしました。凧揚げができそうな大きな広場の奥にある階段を登った先にお寺がありました。

大きな芝生エリアにある、遊具の右奥に階段があります
大きな芝生エリアにある、遊具の右奥に階段があります

平坦な道は王禅寺西門から

王禅寺西門に到着。ここは平たんな入口なのでおみ足の不自由な方や車いすやベビーカーの方からのアクセスがよさそうです。

見ごたえのある王禅寺仁王門

王禅寺仁王門は立派な門構えです。両脇に迫力満点の仁王堂がいます。手すりはありますが、とても急な階段があるので注意が必要です。一段一段の幅が狭くて急なので、足の大きい人は大変かもしれません。ここの門は見ごたえがありますので気を付けていかれてくださいね。

もう一つ入口を見つけました。先のほうまでは見えなかったのですが、風情のある素敵な道が続いていました。

拝観できるチャンスは1月2日

王禅寺。とても静かで趣のあるお寺です。通常、外からのお参りはできるのですが、拝観することはできないそうです。ただ、1月2日の昼すぎ(13:45頃?)に町内会のお囃子保存会のみなさんが獅子舞と一緒に練り歩くそうです。そのタイミングの時に居合わせれば、お堂の中に入ることもできると地元の方に教えていただきました。獅子舞も見ることができるので貴重な時間になりそうです。

禅寺丸柿の原木

行かれた際は、禅寺丸柿の原木もご覧くださいね。樹齢450年と伝えられるとても立派な木です。今回は12月と緑がすくない時期だったので、いつか新緑の季節や柿の実のなる季節にもでかけたいと思います。

門までの道を少し撮影しました。お出かけの際のご参考に!

王禅寺(オウゼンジ)
神奈川県川崎市麻生区王禅寺940

ライター(川崎市)

川崎市麻生区で子育て中のワーママ。学生時代は都内に憧れていましたが、大人になってからは川崎市の魅力にはまっています。

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