【大津市】保護猫譲渡会イベント参加レポート!猫への想像を超える愛情と活動への熱い想いを伺いました
こんにちは、Sariです!今回はイベントレポートです。
2月4日にOh!me大津テラスで行われた保護猫譲渡会に行ってきました。
以前告知記事を書かせていただいたイベントで、「近江CAThappiness」さんというボランティア団体が主催の、近畿では初めてとなる室内の商業施設での開催となります。
[告知記事はこちらから読めます]
【大津市】室内の商業施設では近畿初の取り組み「保護猫譲渡会」が2月4日Oh!Me大津テラスで開催
今回は高島市で活動されているボランティア団体「ニャンコの未来」さんと一緒に開催し、約10匹の猫ちゃんが参加していました。
「近江CAThappiness」代表の岩城さん(左)とスタッフの藤井さん(右)
代表の岩城さんは生き物が好きで、猫を飼った時に猫にハマったそう。野良猫を見つけると保護することを最初は個人でしていましたが、この野良猫の多い現状を何とか出来ないかという思いから譲渡会を始められました。
Oh!me大津テラスでの開催は月に1回。商業施設での譲渡会開催は近畿初めてとなるこのイベントを通して、より多くの人にこの活動を知ってもらいたいという想いがあると言います。
この日は守山市議会議員の渡邉邦男さんも視察に来られ、「生き物を大切にするこの活動をできる限り応援したい」とおっしゃっていました。
イベントは預かりボランティアの方もスタッフとして参加されていました。
預かりボランティアは保護猫のもらい手が見つかるまで預かる活動をしている方。猫にかかる医療費などは団体が負担するそうで、もらい手が見つかるまで平均で1か月から3か月くらい預かるそうです。
近江CAThappinessさんでは譲渡に関して条件を定められています。
- 完全室内飼育をしてくださる方
- 病気などした場合治療してくださる方
- 去勢手術がまだの場合はしてくれる方
- 65歳以上の場合後見人を立てられる方
- ペット可の物件など飼育状況が良好の方
- 当日に連れて帰るのはNG
飼育環境を見るために、後日自宅まで届けるようにしておられるそうです。
里親詐欺を防ぐため、身元の確認も兼ねているとのことでした。
保護した猫を、人間と同様にとても大切に扱っておられますねと言うと、
「せっかく保護して、怪我もしながら慣らした猫ちゃんなので、大事にしてくださる方にお譲りしたいと思うのです」とおっしゃっていました。
ちなみに料金は、かかった医療費と団体の活動費数千円のみになり、生体販売はしないのでペットショップなどで買うよりはとても値段は抑えられるそうです。
ペットショップでの生体販売のために繁殖猫や繁殖犬が存在する現実に目を背けてはいけないと思いますし、野良猫や捨て猫の殺処分を減らすためにも、ペットを迎えたいと思った時はこのような譲渡会を利用して欲しいと思います。
次回は3月3日開催だそうです。
ご興味のある方はぜひ足を運んでみてください!
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