【東大阪市】水と関わってきた河内の暮らしを発信!会場全体を包み込むアートが無料で鑑賞できます。
企画展や特別展を通じて、河内地域の魅力を発信されている「東大阪市民美術センター」。現在も東大阪市の歴史をテーマにした企画展として「米山より子展 水の遠景 Scenery evoked by water」が開催されています。
東大阪市の憩いの場であり、ラグビーの聖地でもある「花園中央公園」の中に「東大阪市民美術センター」はあります。現在は、河内地域の歴史や人々の暮らしをテーマにした企画展「米山より子展 水の遠景 Scenery evoked by water」が開催されています。無料で鑑賞できるとのことで様子を見にいってきました。
会場に入ると、まずは会場全体を使用した、糸のようなインスタレーションを見ることができます。この作品には、お米が使われているそうです。日本では、毎日たくさんのお米が廃棄されており、捨てられるはずのお米が人々を楽しませる役割に変わることを願ってこの作品が作られたそうです。一粒一粒が雨水のように見え、水との関わりを感じさせてくれます。
そのほかにも平安時代に作られた手習い歌とされている「あめつちうた」を題材にした作品や、水と和紙をテーマに作品が展示されていました。壮大な服のインスタレーションが和紙で作られているそうです。自然における水の動きや人間の体を作り上げている水の動きを表しているそうです。河内地域の人々は古来より自然の水と共存してきました。自然の中の水、人々の生活に必要な水、体内の水と言ったように、様々な水の関わりが東大阪市らしさを感じさせてくれます。
東大阪市民美術センター 「米山より子展 水の遠景 Scenery evoked by water」
【住所】東大阪市吉田6丁目7番22号
【アクセス】近鉄奈良線「東花園駅」下車 北へ徒歩10分
【開催期間】2023年12月21日(木)~2024年1月8日(月・祝)
【開館時間】10:00~17:00
【休館日】2023年12月25日(月)、29日~2024年1月3日(水)
【入場料】無料
【お問合せ】072 -964-1313