4人子育て中、家族みんなで家事分担。子どものお手伝いは「進級のタイミング」に見直しています
フルタイム共働きで、4人の子どもを育てています。実家が双方とも遠方なこともあり、子どもが小さい時から、「家のことは家族みんなで」を合言葉に暮らしてきました。
わが家の家事分担は、大きくはこんな感じです。私は家の中の整理整頓、料理、買い物、食器洗い。夫は洗濯物干し、風呂洗い、床掃除。子どもたちは、食事の際のテーブルセットや洗濯物たたみ、洗濯物片づけ。
子どもは保育園児から中学生までいますが、全員、保育園の年少さんから手伝いをスタートしてきました。「○組さん(年少さんクラス)になったら、おうちのことを一緒にしようね」と、進級前から折に触れて話しておきます。
手伝いは、まず洗濯物の「タオル」「自分の服」をたたむことからスタートです。タオルや自分の小さな服であれば、保育園でも自分のものをたたむ練習をいているので、なかなか上手にたためます。
任せる家事は、進級のタイミングで見直します。「○組さん(年中クラス)になったら、ごはんの前にお箸を並べようね」など、少しずつ役割を増やします。
クラスがひとつ上がるタイミングは、子ども自身も「ひとつお兄さん、お姉さんになる」と自覚するタイミング。家のことをお願いするのにとてもいいタイミングでもあるのです。
子どもに家事を分担する際に大切なことがあります。それは、「わかりやすいルールにしておくこと」「できる限り簡単な方法にすること」。たとえばタオルひとつであっても、わが家のタオルはワンサイズです。バスタオルは使わず、家族全員、フェイスタオルで体を拭いています(大人は2枚使うことも)。
また、洗濯物を戻す場所も、わかりやすくしておきます。細かく仕切った場所やフタがある場所ではなく、「ここに置けばOK」という、小さな子でもにも分かりやすく、戻しやすい場所にしています。
同じように、絵本も子どもが自分で戻しやすいように、「色別」で並べています。
▷過去記事:散らかりが最小限になる、片づけやすい部屋づくり<本棚編>
家族みんなで家事を進めるには、分かりやすさを第一に。自分にとっても、家族にとっても、「面倒くさい」をひとつでも減らせるよう、仕組みを考えるようにしています。
文・写真 ベリー
子供4人、実家遠方のフルタイム共働き、60平米賃貸マンションに6人暮らし。ブログ「ベリーの暮らし」(外部リンク)を毎日更新。ラクして部屋が整う工夫を考えることが大好き。教育費を抑えつつも成績上位キープを目指して、塾なし家庭学習7年目の日々などを綴っています。
Instagram: berry.kurashi(外部リンク)