Yahoo!ニュース

福岡!上位6名がハーフタイツ【マラソンアイテム】サングラスなど

牧野仁マラソン完走請負人/ランニングトレーナー

|福岡のランニングアイテムチェック

 トップランナーが福岡の街を駆け抜けましたが、シューズの他に何を装備して走っていたのか「ランナーアイテムチェック」を紹介します。

|スマートウォッチ・帽子・サングラスなど

 トップランナーと言えども、市民ランナーと一緒で様々な準備をして走ります。例えば、スマートウォッチ・帽子・サングラスなど、上位20名の着用状況はどうだったのか?それぞれ紹介します。

 スマートウォッチに関しては、駅伝と違い自身のラップを確認する必要があります。従ってほとんどのランナーがスマートウォッチを愛用。その中で顕著なのが「GARMIN」をつけて走る選手が多く、市民ランナー以上に普及率が高いのではないでしょうか?

|スピードの影響か?帽子よりもサングラスの方が着用率は高い

 トップランナーのスピードは前半だけで言えば時速20kmを超える速度。原付バイク並みのスピード。日差しが強いとはいえ帽子などは飛ばされたり、水を被る時に煩わしく思う選手も少ないくなのでは、上位20名中5名の着用、更に上位10名であれば1名と低く、市民ランナーとは大きく異なるのではないでしょうか?

 続いてサングラス、上位20名中7名とそれほど多くはありませんが、外国人選手(3名)は、そもそも着ける傾向がないので、4割近くの選手が着用、そのレンズの多くは視界の広い一枚レンズを使用していました。

|ハーフタイツは上位6名が着用

 走りの効率面を考えるとハーフタイツは筋肉のブレを抑えるので有効ですが、抵抗感があり浸透していませんでした。近年、その状況が変化し、今回ペースランナーの佐藤選手を筆頭に増えつつありますが、今回は顕著で20名中13名と半数を超えています。更に1位~6位の選手、全員が着用とブランドはNike・アシックス(メタレーサータイツ)・2XUとバランスよく履かれていました。この上位に限っての着用率の高さは今後も注目です。

 シューズと共に変化しつつある。ウエアやアイテム。他にもスペシャルドリンクなど、どのような傾向にあるか、また深堀したいと思います。

Written by マラソン完走請負人/牧野仁です
 有限会社スポーツネットワークサービス代表取締役。初心者向け走り方教室「Japanマラソンクラブ」を立ち上げ、様々な方々に走るまでの準備やケガを防ぐ走しり方などを指導。走ることを軸に、旅行(旅RUNの名付け親)や食、健康、美など提供しています。ジョギングインストラクター資格認定講座も開催。
著書;楽して走ろうフルマラソン(ランナーズ)。フルマラソンスタートBOOK(エイ出版)。目からウロコのフルマラソン完走新常識(実業之日本社)など多数。
テレビ;「ラン×スマ(NHK BS)」「ソレダメ(テレビ東京)」など出演。
「相棒」「警視庁・捜査一課長」などランニング監修。
雑誌;Tarzan(マガジンハウス)ランニングスタイル(エイ出版)MONOQLO(晋遊舎)など、監修
YouTubeチャンネル:ビギナーランニングマガジン / 完走請負人牧野

マラソン完走請負人/ランニングトレーナー

楽に、楽しくを走るをモットーに、2006年Japanマラソンクラブを立ち上げ、旅RUNなどをプロデュース、NHKBS「ラン×スマ」などテレビ出演や著書「楽して走ろうフルマラソン(ランナーズ)」著書多数

牧野仁の最近の記事