【蕨市】女子サッカーを応援するまちに新展開! 「ちふれASエルフェン埼玉」のサポータータウンへ!
女子サッカーを応援するまち・蕨市は、日本初の女子プロサッカーリーグ「WEリーグ」の「ちふれASエルフェン埼玉」を運営する「株式会社エルフェンスポーツクラブ」との「サポータータウンに関する協定書」を締結。
2023年8月3日(木)に、締結式が行われました。
締結式が行われた「蕨商工会議所」の前では、「ちふれASエルフェン埼玉」の応援グッズに身を包んだ蕨市職員がお出迎え。
締結式の冒頭に、出席した賴髙英雄蕨市長(以下、賴髙蕨市長)、「株式会社エルフェンスポーツクラブ」代表取締役社長・田村貢さん(以下、田村社長)、「ちふれASエルフェン埼玉」植村祥子選手(以下、植村選手)による挨拶がありました。
「女子サッカー、WEリーグ、ちふれASエルフェン埼玉の皆さま、そして蕨市のサッカー、まちづくりの双方がさらに盛り上がっていけるように、連携を深めていければと思っております。」(賴髙蕨市長)
「サッカー男子の競技人口は約90万人、女子は約5万人です。もっと女子サッカーをやる子どもたちが増えることを期待しておりますし、少しでも貢献できればと思っております。蕨市の子どもたちのスポーツ、女子スポーツの発展に、我々も寄与できるように頑張っていきますので、よろしくお願いいたします。」(田村社長)
「ファンの皆さまに、1つでも多くの勝利を届けられるようにチーム一丸となり頑張ります。2023年9月2日(土)に「大宮アルディージャVENTUS」戦が本拠地の熊谷で行われます。是非、試合を観に来て、私たちの背中を押してくださるととても嬉しく思います。応援よろしくお願いいたします!」(植村選手)
きっかけは「さよなら私のクラマー」
今回の協定締結は、「ちふれASエルフェン埼玉」のサポータータウンである蕨市は、スタジアム活動等を通じて連携を進めるとともに、女子サッカーの普及や、スポーツ・文化の創出、地域社会、経済活動の発展、青少年の健全な育成に寄与することを目的に締結されました。
この目的を達成するために、女子サッカーを応援するまち・蕨市は「WEリーグ観戦ツアー」の実施、「株式会社エルフェンスポーツクラブ」はイベントへの選手派遣などで連携していきます。
蕨市が「女子サッカーを応援するまち」となったきっかけは、蕨が舞台の女子サッカー漫画「さよなら私のクラマー」のアニメ化・映画化が決定したことでした。
蕨市は市を挙げて「さよなら私のクラマー」をPR。その結果、蕨市は「訪れてみたい日本のアニメ聖地88」として認定されました。
そして、時同じくして発足した「WEリーグ」初代チェアで、同作品の大ファンである岡島喜久子さんが蕨市を電撃訪問。
賴髙英雄市長はその懇談の中で、蕨市が「女子サッカーを応援するまち」であることを宣言したのです。
その後、WEリーグとつながりを持った蕨市は、同じく埼玉県を本拠地とする「ちふれASエルフェン埼玉」ホームゲームにて「WEリーグ観戦ツアー」を開催。蕨市内の小学生たちが「#軍手ダンス」を披露しました。
この「蕨市WEリーグ応援ツアー」以降、「ちふれASエルフェン埼玉」所属選手が蕨市を訪れるなど交流が続いています。
女子サッカーを応援するまち・蕨の未来に注目!
蕨市のスポーツ少年団は、これまでに複数人のJリーガーを輩出していますが、2020年に発足した「WEリーグ」プレイヤーはまだ誕生していません。
しかし、蕨市内の小学生の中には、将来の夢に「ちふれASエルフェン埼玉の選手」と挙げる子どももいるようです。
もしかしたら、今回の「株式会社エルフェンスポーツクラブ」との「サポータータウンに関する協定」が、蕨市出身初の「WEリーグ」プレイヤー誕生の第一歩となるかもしれません。
女子サッカーを応援するまち・蕨の未来に注目です。
【女子サッカーを応援するまち・蕨】