鳥羽の御菓子司　梅の家で美味しいお茶に合う和菓子を買ってきました。ここの季節の上生菓子は旬によっていろいろ変わっていくので、インスタグラムを見て是非、購入したいって思っていました。夏は色鮮やかで涼しげなお品が、今は旬の栗を使ったお品がいろいろ並んでいましたよ。

紅葉きんとんとか、姫菊、秋の山路などネーミングもお洒落です。

今回購入したのは、お目当てのしおさい餅に栗きんとん、栗大福、姫菊、大栗です。しおさい餅以外は家族へのお土産です。

しおさい餅は第25回全国菓子大博覧会で金賞を受賞した銘菓なのです。「ほんのり塩味の皮の中にあっさりと炊き上げた小豆餡　まぶした青海苔が潮の香りを導きます」の謳い文句の通り、しょっぱさと甘さが混在し、青海苔の香りが鳥羽の海を彷彿する気がしました。餡子があまり得意ではないのですが、このしおさい餅は別ですね。美味しいです。一つじゃ満足できない美味しさで、伊勢茶とよく合いました。

上生菓子は一つ一つ丁寧に作られ、上品な味わい、こちらはお抹茶とよく合います。四季折々のデザインで見た目も楽しませてくれます。

上生菓子だけでなく、日持ちがするお菓子もあります。

カステラや栗羊羹、羊羹、鳥羽にちなんだ創作菓子や、鳥羽の木のやまとたちばな羊羹などもありました。

贈答ギフトもいろいろあります。

以前、この地方の結婚式の引き出物でよく見た落雁の鯛もありました。懐かしいですね。今も初節句や敬老の日のお祝いや会合の手土産など、様々なシーンで注文があるのだそうです。

紅白饅頭も入学式やイベントでよく配られていますね。たまに頂きます。

お昼過ぎにお邪魔したのですが、結構無くなっていました。お邪魔している間もお客様が次から次へと訪れ、「また来たよ」とか「お餅まだある？」と言いながら入って来ていました。常連客も多く、地元で愛されているお店なんだなと感じました。

近鉄鳥羽駅から志摩市方面に向かって車で約10分ほど、国道167号沿い左手にあります。セルフのガソリンスタンドを過ぎるとすぐにこの看板が見えます。

鳥羽に来たら定番のお土産も良いけど、こちら御菓子司　梅の家のしおさい餅もお薦めですよ。青海苔の香りが鳥羽の海を思い出させてくれます。