日下町にある「旧河澄家」は、企画展などを通じて河内の歴史や東大阪らしさを発信されている町屋です。梅雨の季節になると、市の花「アジサイ」がたくさん咲き、地元らしさをも感じる事ができます。

近鉄奈良線「近鉄駅」から、北西へ10分ぐらい歩いたところに「旧河澄家」はあります。江戸時代からそのまま残る町屋の入り口の先には、可愛らしくアジサイが咲いています。見た瞬間から東大阪らしさをも感じる事ができますね。

町屋をくぐり抜けてお庭に出てみると、たくさんのアジサイが咲いていました。ガクアジサイやヤマアジサイ、中にはアンティークカラー系のものまで、種類も様々です。江戸時代の方も同じようにアジサイを楽しんだのでしょうか。

「旧河澄家」には、「日下のカヤ」が植えられています。とても風情なお庭のつくりをしており、ゆったりと過ごす事ができます。普段お行われている企画展だけでなく、お庭や町屋のつくりを楽しむために、ふらっと立ち寄ってみるのもいいかもしれません。アジサイによる景色が見れるのはこの時期だけ。7月に入るとアジサイも見頃が終わってしまうので、ぜひ今だけ楽しめるお庭の雰囲気を楽しんでみてください。

旧河澄家