【蕨市】蕨で採れた柚子を丸ごと搾ったクラフトビール「HERMANO」が発売中!
2022年は、「わらびりんご」を使ったクラフトビール「わらびりんごサワーエール」が大きな話題となりました。
2022年12月24日に発売されたボトルは、発売から間もなく完売してしまったこともあり、購入できなかったという方もいるでしょう。
蕨に縁のあるクラフトビールに興味があるなら、蕨で採れた柚子を使ったクラフトビール「HERMANO(エルマーノ)」はいかがでしょうか?
「HERMANO(エルマーノ)」ってどんなビール?
「HERMANO(エルマーノ)」とは、スペイン語で「兄弟」を意味する言葉です。
その由来は、収穫した柚子にあります。
「HERMANO(エルマーノ)」には、蕨市錦町の農家・山下民子さん(以下、山下さん)宅で採れた柚子を使用。
品種は「一才柚」や「花柚」と呼ばれる柚子で、木は低く、実も小さいのが特徴です。
収穫した柚子の木は、山下さんの2人のお子さんが生まれたときに、そのお祝いとして植えた柚子なのです。
「HERMANO(エルマーノ)」を企画したのは、「株式会社あぶらび」代表の田口智章さん(以下、田口さん)です。
田口さんはこれまでにも、山下さんの柚子の果汁と果皮を贅沢に使った「わらびの山下さんのゆずを使ったゼリー」や「わらびの山下さんのゆずを使ったマドレーヌ」を企画・販売。
今回、田口さんが交流のあった醸造所「GROW BREW HOUSE」に、柚子を使ったビールを造れないかと相談し、「HERMANO(エルマーノ)」は生まれました。
「GROW BREW HOUSE」は、「わらびりんごサワーエール」を造った醸造所としてもお馴染みです。
使用した柚子は、2022年11月中旬に田口さんや「GROW BREW HOUSE」醸造長の岩立佳泰さんらによって収穫されました。
「HERMANO(エルマーノ)」は、収穫した柚子の果肉や果汁、果皮に至るまで余すところなく使って造られています。
柚子を丸々使っているので、グラスに注げば爽やかな柚子の香りがはじけます。
液色は霞のある黄色、やわらかな酸味と柚子やホップに由来するポジティブな苦み。
まるで柚子そのものを搾ったようなジューシーさが特長です。
温かいお鍋や揚げ物等、柚子に合いそうな料理との相性も抜群です。
「HERMANO(エルマーノ)」どこで買えるの?
蕨市内で「HERMANO(エルマーノ)」が購入できるのは、企画した「株式会社あぶらび」のみ。
しかも残りはもう僅かのようです。
旬の食材には、その時期に起こりやすい体調不良を補う効果が期待できるといわれています。
この時期に美味しい柚子を使ったクラフトビール。
これはもう飲むしかありませんね!
※文中はビールと表記していますが、酒税法上は「発泡酒」に分類されます。
※20歳未満の飲酒は法律により禁止されています。
【販売店情報】
株式会社あぶらび
住所:埼玉県蕨市中央7-2-1
営業日:金・土・日曜日
営業時間: 11時~18時
※イベント出店などによる臨時休業あり