【大津市】クリニック主催「クリーンレイクサイド」参加レポ!こんなゴミが?自然の豊かさにも触れました
こんにちは、Sariです!今回はイベントレポートです。
クリーンレイクサイド
先日、琵琶湖岸のゴミを拾う「クリーンレイクサイド」というイベントが開催され、参加してきました。主催はにおの浜にある「AZUSA SKIN & WELLNESS CLINIC」。元西武のあった場所の裏の大津スカイハイツ1階にある皮膚科・美容皮膚科クリニックさんです。
主催者はクリニックの先生
主催者である院長の小原あずささん。高校まで滋賀で育ち、医学部に進んで15年間滋賀を離れられていましたが、出産を機に滋賀に帰郷。6年ほど勤務医として活動後、2022年に「AZUSA SKIN & WELLNESS CLINIC」を開院されました。
「滋賀に戻ってきて、琵琶湖のあるこの環境を守っていきたいと改めて思って。開院するにあたり社会貢献活動もしていこうと思っていたのもあり、このようなクリーン活動を始めました。」(あずささん)
参加は無料、備品支給も
今回2回目となるこの活動、参加は無料で、手ぶらで参加できます。
午前10時、クリニックに集合すると、ゴミ袋、トング、軍手など必要なものは全て支給してもらえました。(活動が終わったら返却しました)
今回はTシャツも支給されました(こちらはプレゼントしていただきました)。クリニックで着替えて、みんなお揃いの装いで活動開始です。
活動開始
琵琶湖岸まで移動します。この途中にもちらほらゴミが落ちていたので、拾いながら進みます。
琵琶湖岸に到着。カン・ビン・その他ゴミの担当者を決め、大体のルートをあずささんから伝えてもらって、ゴミ拾い開始です。
開始後すぐにミシガンが琵琶湖に登場。この日は天気も良く、素晴らしい眺めに思わずみんなで歓声があがります。
コロナ禍の時はゴミ拾いしてくれる方達も活動を停止していたということで、コロナ禍が明けてすぐはゴミがとても多かったそう。今回は少ないだろうとあずささんは見立てておられましたが、なんのその、のっけからどんどん見つかる様々なゴミ!
芝生のところはチラホラでしたが、湖岸の岩場に隠れているゴミのなんと多種多様で多いことか。主にプラスチックゴミで、ボロボロになってマイクロプラスチックとなっているものが多数見受けられ、心が痛みます。
ペットボトルのゴミも多数見受けられましたし、
カンのゴミも多くありました。ペットボトルもカンも、中身が入ったままのものも多かったです。飲み残してそのまま放置したのでしょうか。
カップラーメンの空き容器が3つ一度に見つかった時には、正直に言ってさすがに怒りを覚えましたが、1時間ほどずっと無心でゴミを拾っていると、心まで綺麗になっていくような、すがすがしい気持ちになりました。
今回、親子でも参加される方も多く、小学生の子どもさんが先陣を切ってゴミを岩場から見つけ出してくれるシーンが多くあり、子どものパワーはすごいなと感動すると共に、大人も負けていられないと思わされました。
岩場の間から、健気に咲く花を見つけたり、てんとう虫や糸トンボに出会ったり、琵琶湖の波打ち際に子アユの群れを発見したりと、自然の豊かさに感動する場面も多々ありました。ゴミを放置してそうした大切な自然を汚すことは決して許されないと改めて思わされました。
今回は子どもさんも合わせて17人が参加しましたが、約1時間の活動でかなりのゴミを集めることができました。
水分をふくんでいるゴミが多かったので、終盤の方はゴミ袋を持つ手が重く感じるほどでした。
最後にみんなで感想をシェアして、あずささんからお土産もいただき、至れり尽くせりで活動を終えることができました。
活動に参加して
今回「クリーンレイクサイド」に参加して、色々な思いを抱きました。
このようなクリーン活動に参加するのは初めてで、前から興味はあったのですが場所や時間の都合が合わず見送っていました。大津の琵琶湖岸で10時からというのは私には参加しやすく、とてもいい経験をさせていただきました。
ゴミ拾いをしてみて、ゴミは風などで流されて、一見見つけにくいところに沢山あるのだと知りました。想像以上の数や種類にも驚きました。
ポイ捨てをする人が減るのが一番なのですが、今回のような活動をする人が増えることが、ポイ捨ての抑止にもつながると思います。
何より活動してみると、その気分の変化に自分でも驚きました。
自然に触れながら活動できたこともありますが、とても心が洗われたのです。
この体験は経験した人にしか分からないかもしれません。
あずささん主催の「クリーンレイクサイド」は、年に数回、今後も開催していく予定だそうです。
最後にあずささんの情報を記載しますので、ご興味のある方はぜひチェックしていただけたらと思います。
皆さんもぜひ参加してみてくださいね。