【南アルプス市】南アルプス市の極地と地球の極地〜芦安でおもしろ美味しい南極イベント開催!〜
今回はまた芦安でのイベントにお邪魔してきました。
県道20号を西に山奥に向かって走ります。
イベント会場は、以前より何度もお邪魔していますアルプスteiさんです。
イベント開催の為11:00〜13:00まで貸切。
そして今回のイベント。元南極地域観測隊員による「南極ランチタイム」!県内在住の元南極地域観測隊員のお二人によるスライドショーとランチサービスになります。
少し早めに伺いましたが、アルプスteiの内藤夫妻も忙しくお客さんの対応にあたっていました。
イベント開始。先ずは、元気象庁職員の新居見 励氏のトーク&スライドショー。
お若いですが、貴重な経験を積まれていますね。お住まいは市川三郷町だそうです。
お話を聞きながらランチ。カリフラワーと酢橘のパスタ。グルテンフリーのパスタを使用しているとのこと。
こちらは米粉のフォカッチャとハーブティー。モチモチ感あり何もつけずに美味しい。
スライドとお喋りとランチ。実際に南極に行った者にしか話せない貴重で面白いお話が続きます。
写真撮る身としてはオーロラは魅力的な被写体ですね。羨ましい。
お給料の話題もあって、それこそリアル隊員だった方ならではのお話。また、海なし県の山梨ですが、何気に南極地域観測隊に縁があるとのこと。意外でした。
アルプスteiさん特製のスープ。
南極で流しそうめんですかっ!?仕事の合間には、色々なイベントを楽しまれていたようです。流す水は凍らないのだそうです。
こちらはデザートのベジチーズケーキ。やはりグルテンフリーだそうです。酸味と甘味のバランスが良きでした。
後半は新居見氏に代わって、南極地域観測隊で調理を担当されていた濱谷内 健司(はまやうち けんじ)氏のお話です。今回のイベントのランチも調理していただきました。
現在は北杜市にお住まいだそうです。南極地域観測隊には2回参加されています。
山間の芦安地区で南極のイベント。不思議な感じもしますが、とても面白いお話に引き込まれて時間経つのを忘れてしまいました。
極地ならではの食事事情は面白い。しかし、生活する上で無くてはならないとても重要な事です。驚いたのが、昭和基地内に水耕栽培のシステムがあって、少ないながらも野菜を収穫しているとの事でした。
濱谷内氏が南極で出会った趣味が絵画だそうです。とても始めて数年の腕前ではないです。料理以外にも才能を生かされていて凄い。
アルプスteiさんの店内にも写真と共にさりげなく展示されています。
そして最後に南極の氷!日本で言えば縄文時代にあたる年代の層から採取された氷だそうです。当時の空気を多分に含んでいるので、水に入れるとブクブク泡が出てきます。上手く写真に撮れず残念。
元南極地域観測隊員だったお二人は、偶然山梨に移住されたとのことがきっかけで、その体験を学校で子供達に伝えているとのこと。また、今回のように会場を借りてイベントを開催されることもあるようです。またいつか、どこかでお話を聞ける機会があると思います。その際には是非参加されて、面白い南極の話に耳を傾けられてはいかがでしょうか?