新型iPad mini 2021(第6世代)の気になった点
デザインが刷新され小型化しながらも画面が大きくなったiPad mini (第6世代)。予約開始されてから1日迷っていたら発売日に届かないとなったので、筆者はしばらく様子見でいこうと思っていました。
発売日の2日後の日曜日、たまたま寄ったApple専門店。そこを出る頃には気づいたらiPad mini(第6世代)とSmart folioが入った紙袋を手にしていました。
ということで運よくゲットすることができちゃいました。
普段12.9インチiPad Proを使っている筆者からすると、片手で持てるサイズ感、スマホとタブレットの中間のような感覚がなんとも絶妙。このサイズ感だけで最高で、これから数年はお気に入りで使っていくだろうと確信しています。
他のレビューでも「最高」と声が上がっていますが、今回は大体1週間ほど使ってみたiPad mini(第6世代)の気になった部分を紹介したいと思います。
iPad mini(第6世代)の気になるポイント
ベゼルが相対的に太く感じる
筆者がiPad mini(第6世代)を初めて手にしてみたら、「めちゃくちゃ軽い!手に収まるサイズ感!」と興奮気味で電源を点けると、「あれ、ベゼル太いな」。なんだかベゼルが太く感じます。
メインで使っている12.9インチiPad Proと比較すると、ベゼルの太さがiPad miniと同等でした。サイズと相対してベゼルが太く感じたというわけですね。
スマホもサイズと比例してベゼルも細いので、iPad miniでもサイズ感に合わしたベゼルにして欲しかったなぁと思います。
ゼリースクロール
巷で言われるゼリースクロール。スクロール時に左右の描画の遅延でズレが出てゼリーのようなぷるっとした動きになってしまう現象です。
全ての個体であるわけではないらしく気にならないものもあるとのこと。残念ながら筆者のiPad miniは多分ハズレ個体。一度凝らしてみてみたら気になってしまい、それから気になるようになってしまいました。
iPad miniの構造上、縦画面での使用時にゼリースクロールがでてしまうみたいです。今後ソフトウェアのアップデートでなんとかなって欲しいところ。
余白が大きい・UIが小さく操作しづらい
iPad mini(第6世代)の気になるポイントというよりiPadOS 15のiPad miniでの話。ホーム画面を開くとアイコンが非常に小さい。また横の余白がやたらと広いので、せっかく大きくなった画面が活かしきれていません。
ドックにたくさんのアプリを置くとアイコンがめちゃくちゃ小さい。特に縦画面だとさらに幅が小さくなるので、それ応じてアイコンもぎゅっと小さくなってしまいます。iPad miniでは縦画面で使うことが多いと思うので結構致命的。今後のiPadOSのアップデートで改善してくれるといいな。
設定のホーム画面とDock内の「おすすめのApp/最近使用したAppをDockに表示」をオフにして、ドックに置くアプリも9個までにしておくといいかと思います。
Apple Pencil miniが欲しい
iPad mini(第6世代)の気になるところというより要望といった方が正しいかもしれませんが、Apple Pencilのminiサイズが欲しいなと思いました。
iPad本体にくっつけて充電できて定位置もできてしまうApple Pencil 第2世代に対応したのは非常に喜ばしいポイント。けど、Apple PencilがほとんどiPad mini(第6世代)と同じ長さの点と、縦画面で使うことが多いので(縦で使うと横にApple Pencilがきてしまう)、地味にApple Pencilを常時つけておくのは邪魔くさいなといったところ。
外しておけばいいと言われればそれまでなのですが、やっぱりiPad miniのサイズ感にあったApple Pencil miniが欲しいなぁと思っちゃいます。
とはいえ唯一無二のサイズ感が最高
つらつらと気になった部分が書いてきましたが、スマホとタブレットの間をちょうど補完してくれるサイズ感は最高です。普段12.9インチiPad Proを使っていることもあって、外出時に気兼ねなくバッグに突っ込んで持ち歩けるのが本当に良いなぁと思います。
ゼリースクロールなどは気になる人にはめちゃくちゃ気になるところだと思うので、購入の際は実機を数台確認してから購入することをオススメします。