【西ノ島町】島に行ったら一度は行きたい!1000年以上の歴史を持つ「由良比女神社」
独自の文化や歴史と、雄大な自然が広がる隠岐諸島の中のひとつ「西ノ島町(にしのしまちょう)」。
この島には1000年以上の歴史を持ち、島民から愛される神社があります。
それが「由良比女(ゆらひめ)神社」
由良比女神社の創建は古く年代は不明ですが、842年には官社(位の高い神社)に指定されていたそうです。
日本で唯一由良比女命を祭神とする神社で、漁業神、海上守護神として島内の信仰を集めています。
緑あふれる参道と、右大臣左大臣の門を抜けると由良比女神社の社が現れます。
緑あふれる自然の中の神社。
歩いてるだけで荘厳な雰囲気を感じ取ることができました♪
境内でお賽銭をして、船旅の安全を祈ります。
実は由良比女神社の外にも見どころが♪
イカ寄せの浜と呼ばれる小さな入江があり、そこにはイカ取りの人形が数体置かれています。
かつてこの浜でもこのようにイカをとっていたのでしょうか。
このイカ寄せの浜、かつては冬のイカ漁の最盛期になると多くのイカの姿があったようです。
実は由良比女神社の伝説とも大きく関わっているみたいなんです!
由良比女命が芋桶に乗って海を渡っている時、海に浸した手を鳥賊が引っ張ったので、そのお詫びの印に毎年由良の浜に鳥賊の群れが押し寄せるようになったと伝えられています。
島根県観光連盟HPより
女神の手を引っ張ったお詫びに毎年大群で謝りにくるイカ、なんて健気なんでしょうか…
しかしそのおかげで、西ノ島は今やイカの名産地としても知られているんですね♪
ふとイカ寄せの浜から目を挙げると、だいぶ昔に作られたのでしょうか。山の木々にもイカの姿が。
蔦を払ってあげたい気持ちを抑えつつ由良比女神社を後にしました。
由良比女神社にはバスも止まるみたいです♪
由良比女神社は、西ノ島の観光地である摩天崖や通天橋への道の途中にあります。
西ノ島に行った際は是非由良比女神社も立ち寄ってみてくださいね♪
住所 :〒696-1222 隠岐郡西ノ島町浦郷922
お問合せ先:西ノ島町観光協会
TEL :08514-7-8888
利用料金 :境内自由
アクセス :別府港から車で15分
バス :由良比女神社バス停で下車(200円)